ヴェネトに根付く白ワイン「ビアンコ ディ クストーツァ」の生みの親、ピオーナ家がロンバルディアで手掛ける「ラ プレンディーナ」のピノ グリージョ 。ガルダ湖の恵みを目いっぱいに受け、豊かな果実味とアロマにこだわって造られる、バランスのとれたピノ グリージョンです！

素晴らしいバランスが印象的な「ガルダ ピノ グリージョ」

「ガルダ ピノ グリージョ」では品種の持つ香りを豊かに引き出すため、長めの発酵を行います。また澱と長くコンタクトさせることでワインに複雑さ、ボディを与えています。フルーティで豊かなアロマがあり、派手過ぎないエレガントなブーケが感じられ、口に含むと力強さより素晴らしいバランスが印象的です。

ガルダ湖の恵みを受けるワイン

「ラ プレンディーナ」の畑はガルダ湖の南5ｋｍにあり、昼夜の寒暖差、最適な風通しという恵みの中ブドウを育てます。土壌は砂と小さな砂利の混ざる粘土石灰質のモレーン土壌、畑は南向きです。また収穫時期の最初に摘み取りを行ないます。

ピノ グリージョは、果皮が赤みを帯びていますが、アントシアニンの量は非常に少ない品種です。この品種から白ワインを造る際、果皮からの色素が抽出されないよう細心の注意を払います。

ヴェネト州のクストーツァの地でワイン造りをするジュリエット ピオーナが、1958年に買取り、品質の高いワインを求める市場の新しいトレンドに応えるべく、カベルネ ソーヴィニヨン、メルロやソーヴィニヨン ブランといったフランス品種の栽培を始めました。

当初はカヴァルキーナの名前で販売しその後初めてプレンディーナの名前で販売されたワインは、イタリア料界の巨匠グアルティエーロ マルケージのために1980年に瓶詰めされたメルロでした。

1990年には全てのワインがプレンディーナの名で売られるようになりました。ボルドー品種（特にメルロ）を中心とした新しいスタイルのワイン造りで成功を収めています。70haの土地を所有し、50haに葡萄が植えられています。プレンディーナはガルダ湖の南5ｋｍにあります。ガルダ湖は、昼夜の温度差、最適な風通しをもたらし、丘の斜面は赤ワイン用のブドウに欠かせない太陽の光をもたらします。土壌は混じり合っていて、粘土が主で、他は石灰岩ですが、ｐｈは高くなっています。

畑は最近になって、DOCに認定されました。オーガニックではありませんが、ブドウ1本ごとに葉を見て、1本ごとに手を施しています。プレンディーナのワインは、当初は見事な白ワインで有名でした。しかし数年前から赤ワインの品質もメキメキ上昇しています。一見顔のように見えるラベルの絵は、かつて船乗りだったピオーナの経歴にちなんでおり、海を渡る自分の船とそれに併走して泳ぐ鯨を描いたものです。