バルバレスコの生産者とした名高いナーダ フィオレンツォがモンタリバルディの歴史ある畑「カシーナ クイント」の中心部に植えられた古樹のネッビオーロのみで造るバルバレスコ「モンタリバールディ」です。オーク樽で24ヶ月熟成させた、豊かな果実と複雑味を帯びた香り、エレガントさと柔らかさが見事に調和したバルバレスコです！

モンタリバルディの歴史ある畑「カシーナ クイント」

イタリアワインの帝王、GAJAの畑に隣接している、モンタリバルディの歴史ある畑「カシーナ クイント」。ブドウの樹は非常に樹齢が古く、急な斜面に植えられています。この畑から収穫されたブドウからは可憐で繊細な味わいのワインが生まれます。「バルバレスコ モンタリバールディ」は、この畑の中心エリアから収穫されたネッビオーロのみを醸造しています。標高240ｍで南向き、石灰質の土壌。1956年に植えられたネッビオーロを収穫。オーク樽で24ヶ月熟成して、ボトリング後に6ヶ月の瓶熟成を行っています。

エレガントさと柔らかさが見事に調和されたバルバレスコ

非常に豊かな明るいガーネットの色彩。エレガントながらどこか哀愁漂うバルバレスコで豊かな果実と複雑味を帯びた香りが広がります。エレガントさと柔らかさが見事に調和されたバルバレスコです。長期熟成にも向いています。ミートソースのパスタ、ローストした牛肉や仔牛の煮込み、ハードチーズや熟成チーズと相性抜群です！またこの「モンタリバールディ」はお飲み頂く前に、早めの抜栓かデキャンタージュをすると空気にふれてワインが開き、より一層美味しく頂けます。

ナーダ家はランゲの中心部、バルバレスコの地域のトレイゾに６haの畑を所有し、この地域の生産者としては平均的な規模の生産者です。代々広大な土地を受け継いできたナーダ家は1921年頃から農業を始め、1985年からはフィオレンツォの息子のブルーノ氏が設備を革新して自らのブランドで生産を始めました。ブドウ栽培農家からワイン生産者への変貌は決して珍しくなく、現在はブルーノ氏の息子ダニーロ氏がワイナリー経営の中心に立ちます。

畑はクリュのロンボーネとマンゾーラ、モンタリバルディの3箇所にわたります。ロンボーネのテロワールは石灰土と粘土が混ざった土壌で、複雑味と果実味を共有した酒質が生まれます。マンゾーラは石灰、粘土、砂が程よく混ざった土地でエレガントなバルバレスコに仕上がります。モンタルバルディは石灰質土壌で由緒ある畑、カシーナ クイントの中心にある畑より収穫されるブドウは非常に樹齢が古く、急な尾根の斜面に位置します。