数あるヴェルディッキオの生産者の中でも高い品質を誇るヴィニェディレオの"ヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ クラッシコ スペリオーレ"「フロッコ」です。平均樹齢は40年のヴェルディッキオを収量を抑えて収穫。ステンレスタンク発酵させ、熟成はステンレスタンクと一部フレンチバリックで1-2ヶ月程熟成させています。凝縮された柑橘系の果実にアーモンドペーストの香りで、しっかりとした口当たりのヴェルディッキオです！

一部のみ225Lのフレンチバリックで1-2ヶ月程熟成

畑は標高442mの砂と石灰岩土壌。ブドウは平均樹齢40年のヴェルディッキオを使用。収穫は10月の終わりに実施。通常のイエージ クラッシコより約半分の収穫量に抑えています。アルコール発酵は人工酵母を使い、ステンレスタンクで15度の低温で15-20日間行います。発酵前のスキンコンタクトは行いません。熟成はステンレスタンクと樽を使用します。一部（5-10％）のみ225Lのフレンチバリックで1-2ヶ月程熟成させ、味わいに深みを出すようにしています。

非常にクリーミーでしっかりとした口当たり

ワイン名の「フロッコ」はこの畑の元のオーナーのニックネームで、ここから命名されました。深みのある麦わら色。凝縮された柑橘系の果実にアーモンドペーストを思わせる香りが混ざり合っています。非常にクリーミーでしっかりとした口当たりがあります。かすかにバニラを思わせるフレイバーが心地よい酸と非常に良く調和がとれています。酸とアルコールが高いため、5年以上の熟成が可能です。通常、アルコールが高くなれば酸は減りますが、どちらも高いのは土壌の特徴が表れているためです。

祖父母の代から3世代続く、家族経営ワイナリー

祖父母の代から3世代続く、家族経営のワイン生産者です。1990年に現在のオーナーの父、レオナルド パルパチェッリがイエージの町から15キロほど離れたスタッフォロ村にアジエンダ アグリコーラ トレ カステッリを設立しました。2000年にレオナルドの息子のエマニュエルとジャンフィリッポの兄弟が引き継いだ際、亡き父の名前を入れた「ヴィニェデイレオ（Vignedileo）」というブランドを立ち上げました。

彼らはさらに品質の高いワイン造りを目指し、葡萄の植え替えやセラーの改築を行いました。現状に満足することなく、現在も頑固なほどに品質追求を目指し、努力を続けています。

『ガンベロロッソ』で高く評価される品質追求とコストパフォーマンス

『ガンベロロッソ』2016で「地元品種への愛情と頑固なほどに品質追求する姿勢」「ワインはコストパフォーマンスが特に優れている」（『ガンベロ ロッソ』 2016より抜粋）と高く評価され、数あるヴェルディッキオの生産者の中でも高い品質を誇っています。

フレッシュな味わいのスタイルを目指す

所有面積93ヘクタールのうち、60ヘクタールが葡萄畑、そのうち45ヘクタールでヴェルディッキオを栽培しています。畑の標高は平均450メートル、土壌は砂と石灰岩です。葡萄の収穫は機械で行います。機械摘みを採用するのはベストのタイミングに素早く収穫が出来るためです。日中の暑い時期を避け、夜間に収穫します。発酵には選抜した酵母を使用しています。これはフレッシュなスタイルを目指していて、発酵期間が長くなりすぎないようにするためです。