トスカニーイタリアワイン専門店 / ロダロ

ロダロ

1846年創業のロダロ

ロダロはフリウリ東部の丘陵地、「イタリア白ワインの聖地」と称されるコッリオリエンターリの丘陵地の中心、スペッサディチヴィダーレに、1500年代から続く家系で、1846年にワイナリーを創業しました。白ワインの生産が圧倒的に多い土地でロダロでは赤ワインにも注力していて、ロダロでも赤ワインと白ワインの生産比率は約半分ずつとなっています。

カンティーナ

「フリウリの守護」と讃えられるフリウリの重要生産者

オーストリアやハンガリーに権力や変化し続ける時代に翻弄され、フリウリから離れていった者も多い中、ロダロ家は先祖から受け継いだ土地と伝統を頑なに守り、発展させてきました。1960年代以降、高品質イタリアワインの生産地として確固たる地位を築いてきたフリウリですが、ロダロは伝統的ワイナリーとして「フリウリの守護」と讃えられ、その重要な役割を果たしてきました。ロダロの歴史はフリウリワインの歴史でもあるといっても過言ではありません。

6代目パオロロダロ氏によって造られる長熟タイプのワイン

現在はエノロゴでもあるワイナリー6代目オーナーのパオロロダロ氏によって、フリウラーノやリボッラジャッラ、非常に貴重な品種でもあるピコリット、ピニョーロ等の土着品種を栽培、丁寧に手摘みしたブドウでワイン造りを行っています。出来上がるワインは赤、白ともに非常に長熟なスタイルのワインとなります。

豊富なミネラルを含む「ポンカ」土壌と有機栽培による自然な栽培

標高130～180メートルにある50ヘクタールの畑は「ポンカ」と呼ばれる、コッリオリエンターリ特有の豊富なミネラルを含む石灰泥炭土とカルシウムを含む砂石が混ざった水はけのよい混合土壌で恵まれた日照条件、気候、風通しの良いテロワールが特徴で、ローマ時代からワイン造りが行われてきた由緒ある土地です。畑では農薬、化学肥料は使用せず有機栽培を行っています。ロダロのワイン造りは恵まれた自然環境と、先端技術とのバランス、そして献身的な探究（調査）によって今なお進化し続けています。