フランス南西地方の4つの協同組合が2006年に統合され誕生した、この地方を代表するコペラティブ（生産者協同組合）である「ヴィノヴァリー」がマルベックとメルローをブレンドして造る「デーモン ノワール」です。バニラ香、ブラックベリーなどのジャミーな香りと味わいが特徴。『リアルワインガイド』の永遠の旨安大賞に認定された実績を持つ、素晴らしいコクと、シルキーな飲み心地が楽しい赤ワインです！

小悪魔の物語から考案した、いたずら心溢れるワイン

ワイン名の「デーモン・ノワール」は、世界遺産に認定されている南西地方の「ヴァラントレ橋」を建設している際、倒壊したり流されたりしてなかなか完成されませんでした。それは小悪魔の仕業。そこで悪魔の像を橋に飾りたてると、機嫌を好転させたのか、瞬く間に完成してしまった物語から、醸造家エルヴェ フロマンが考案した、いたずら心溢れるワインです。

素晴らしいコクと、強いアロマ

カオールの近くにあるテラス状の石灰土壌の畑で収穫されたマルベックを使用。まろやかなタンニンを残したまま果実感を最大限に引き出し、メルローをブレンドすることにより味わいにバランスをとれています。セパージュはマルベック80% メルロー20%のブレンド比率です。バニラ香、ブラックベリーなどのジャミーな香りと味わいが特徴。柔らかいタンニンに樽のバニラの風味も感じられます。口に含むと素晴らしいコクと、アロマの強さを感じる、シルキーな飲み心地が楽しい赤ワイン。肉料理全般と相性抜群です！

2015ヴィンテージが永遠の旨安大賞に認定！

『リアルワインガイド』にて、そのコストパフォーマンス抜群の美味しさを高く評価されていて、永遠の旨安大賞に認定されています！

「2013年は濃いめの液体だけどエレガントさがあり、というワインだったが、この2015年は赤果実に伸びやかな酸が絡む、見事な薄旨系。だけど、目はしっかり詰まって入るので隙感はなく、味わいバランスも絶妙で洗練性すら感じるほど。」とオススメコメント。

ヴィノヴァリーはフランス南西地方のカーヴ ド フロントン（フロントン）、カーヴ ド テコ（ガイヤック）、レ コートドルト（カオール）、ヴィニュロン ド・ラバスタン（ガイヤック）という4つの協同組合が2006年に統合され誕生した、南西地方を代表するコペラティブ（Coperative = 生産者協同組合）です。3つのアペラシオン（ガイヤック Gaillac、フロントン Fronton、カオール　Cahors）に分かれそれぞれのエリアの醸造所にてワインが造られます。

現在は470軒にも及ぶ栽培農家から持ち寄られた葡萄を委託され醸造しています。組合員（葡萄生産者）は680人、葡萄畑の総面積1570ｈａ、年間生産量27万ｈｌ。元来、葡萄栽培に適した土地、新たな栽培技術とワイン製造技術の導入によって高品質でコストパフォーマンスに優れたワインを送り出しています。