「カイアロッサ」「ドゥエマーニ」「プリマ ピエトラ」3社が結集して造りあげた夢のスーパートスカン「トレゾーロ」！

ボルゲリから北に25キロほど進んだ手つかずの自然が残るコスタトスカーナ（トスカーナ海岸部）のリパルベッラで有機栽培に拘り珠玉のスーパートスカンを産み出す「カイアロッサ」、「ドゥエマーニ」、「プリマ ピエトラ」の3社が、それぞれが持つ最高のブドウ3種を持ちより、造り上げた夢のスーパートスカン「トレゾーロ」！

彼ら3社がワイン造りを行うリパルベッラは「コスタ トスカーナ」(トスカーナ海岸部)と呼ばれるエリアに属します。ボルゲリの名を一躍世に知らしめた元祖スーパートスカン「サッシカイア」を皮切りにリヴォルノ、マレンマ、グロセット等新たに注目を集める生産地から素晴らしいワインが産まれ続けています。

コスタ トスカーナ一帯におけるグランクリュのような存在「リパルベッラ」

ティレニア海を臨み、人里離れた自然と静寂に囲まれた素晴らしい環境、複雑で多様なテロワールを有するリパルベッラ。「リパルベッラはコスタ トスカーナ一帯ワイン産地におけるグランクリュのような存在であり、それぞれにワインを造る事とは別に、リパルベッラの素晴らしい価値というものをより強く表現したい」という思いから、偉大なリパルベッラの真髄を具現化する為、3社それぞれが栽培する最上のブドウを集結させ極上のワインを造り上げました。

ワイン名の「トレゾーロ」とは数字の3を意味するTreと、宝物を意味するTesoroから名づけられています。素晴らしいエレガンスを持ち、海風、標高の高さ、バラエティに富んだ土壌の性質の影響を受けた、唯一無二のワインとなっています。

カベルネ、メルロー、フラン。3社最上のブドウをそれぞれ1/3ずつブレンド

標高250～450メートル、カベルネ ソーヴィニヨン（カイアロッサ）、カベルネフラン（ドゥエマーニ）、メルロー（プリマ ピエトラ）と、3社が栽培する最上のブドウが1/3ずつブレンドされています。品種毎にアンフォラで20日間醗酵、新樽と2年目の旧バリック樽を使い14カ月熟成を行います。最終的に3品種をアンフォラでブレンドし、さらに2ヶ月間休ませてから、カイアロッサでボトリングされました。生産本数は2100本のみ。一般市場で流通するのは極僅かです。

「シャトー ジスクール」のオーナーが所有。優美で美しい「カイアロッサ」

「カイアロッサ」はボルドー特級格付けワイン「シャトー ジスクール」のオーナーが所有、国際品種とイタリア品種の11種のブドウを巧みに使い分けるブレンド技術、有機栽培による多彩なテロワールの個性が見事に交錯する偉大なスーパートスカンの造り手。トップ キュヴェ「カイアロッサ」は優美さと複雑味がしなやかに溶け合う絶品の美しさがあります。

レディガフィで100点満点を叩き出した天才醸造家ルカダットーマが自ら設立したワイナリー「ドゥエマーニ」

ドゥエマーニは「トゥア リータ」のレディガフィで100点満点獲得、「レ マッキオーレ」の偉大なメルロー、メッソリオを世界最高水準にまで引き上げた天才醸造家ルカ ダットーマ氏が2000年に初めて自ら設立したワイナリーです。約30年間荒れ地だったリパルベッラの偉大な可能性を見抜き、有機栽培に拘ったワインは驚くべきボリューム感がありつつも粗さやブレも無く実にエレガント。世界中が注目するスーパートスカンです。

ファッションブランド「サルヴァトーレ フェラガモ」のマッシモ フェラガモ氏が立ち上げた注目ワイナリー「プリマ ピエトラ」

プリマ ピエトラはブルネッロ「カスティリオン デル ボスコ」を所有、イタリアを代表する老舗ファッションブランドの創業者サルヴァトーレ フェラガモ氏の三男、マッシモ フェラガモ氏が2002年にリパルベッラの土地の可能性に惹かれ購入、新たに立ち上げたワイナリーで「ウマニロンキ」「セッテポンティ」をスターダムに押し上げた天才エノロゴ、ジュゼッペ カヴィオラ氏がコンサルタントを務めています。2007年の初ヴィンテージ以降『ジェームズサックリグ』『ワインスペクテーター』等で常に90点以上の高評価を得ています。生産本数が少なく、欧州の特定の顧客に流れる為、市場では見かける事の無く、今後益々注目を集めるスーパートスカンです。

シャトージスクールが所有する自然派トスカーナ

トスカーナ州のティレニア海を見下ろすリパルベッラの丘陵地に位置する、鮮やかな赤色のワイナリー「カイアロッサ」はボルドーメドック地区マルゴー村の名高い格付けシャトー、シャトー ジスクールとシャトー デュ テルトルのオーナーであるエリック アルバイダ イエルヘルスマが2004年から所有しているカンティーナです。

注目の若手醸造家ドミニク ジェノー氏

醸造とワイナリーを管理するフランス人のドミニク ジェノー氏は、ボルドー大学在学中にシャトー ジスクールでの醸造実習と、ブルゴーニュの綺羅星の生産者「エマニエル ルジェ」で醸造学を学びました。大学卒業後、2006年、わずか26歳の若さでカイアロッサの醸造責任者に抜擢された注目の醸造家です。彼の誠実で緻密な技術がワインからは感じられます。

様々な土壌に合わせた11種類のブドウで造る緻密なワイン造り

ビオディナミ農法を取り入れ栽培、醸造を行っています。14haの畑にはトスカーナ、ボルドー、ローヌの地域の異なる11種類のぶどうが栽培され、かつては海であったミネラル豊富なさまざまなバリエーションを持つ地質に適したぶどうがモザイクのように植えられています。クローン毎に栽培、醸造、熟成を行い、緻密な実験が日々繰り返されています。自然でバランスのとれた土地の生態系を目指す、カイアロッサは厳しい規定で知られる自然派ワインの認証団体、「エコセール」や「デメテール」からも認証を得ています。

イタリアにもフランスにもない新しいスタイルの自然派スーパートスカン

イタリアでも注目され始めているカイアロッサは2002年が初ヴィンテージです。オルネライア、イゾレ エ オレーナなど、トスカーナのトップワイナリーを始め、数々のワイナリーでコンサルタントを行っているアンドレア パオレッティ氏を招き、さらなる質の向上が期待されています。自然に基づいた伝統的な思想と現代の思想が融合する、イタリアにもフランスにない全く新しいスタイルで造られるスーパータスカンの「カイアロッサ」は今後の成長がますます期待されます。