15世紀より存在するフリウリの土着品種「シャリン」

「シャリン」は15世紀より存在するフリウリの土着品種です。スロヴェニアに接するアルプスの境に位置するエリアでかつては栽培されていたと言われています。現在、ピンザーノ アル タリアメントとカステルノーヴォ デル フリウリのエリアだけで栽培が許されています。栽培しているのは「エミリオ ブルフォン」一軒のみ！繊細なミモザやアカシアのような風味を持ち、洗練された果実味とストラクチャー、柑橘系フルーツのピュアな余韻が美しい白ワインになります。このスプマンテはミモザやリンゴ、洋梨のフレッシュな風味とピュアで柔らかい酸味の余韻が長く続きます。泡のアタックもソフトで繊細、優しい甘味と相まって何杯でも飲めてしまいます！「エミリオ ブルフォン」だけが造る希少なスプマンテをぜひ一度お試し下さい！

伊栽培界に大きく貢献！偉大な賞を獲得「エミリオ ブルフォン」

「エミリオ ブルフォン」は忘れ去られていた土着品種に拘り見事に復活させワイン専門誌からも高い評価を受けているフリウリの生産者です。1964年に創業して以来土着品種の復活活動に力を入れてきました。今でこそ土着品種の重要性が再認識されていますが、当時のイタリアワイン界は国際化が進み始めフランス系の国際品種を取り入れるワイナリーが激増、苦労の連続でした。それを乗り越え次々に忘れ去られていた「シャリン」「チビディン」「フォルジャリン」「チャノーリエ」などの土着品種を見事に復活させました！2010年にはイタリア最大のワイン見本市ヴィニタリーで、イタリア栽培界に大きく貢献したワイナリーに与えられる偉大な賞「カングランデ デッラ スカー」を受賞しました！

オバマ大統領が通ったシカゴのイタリアンにオンリスト

オバマ大統領夫妻がシカゴ大学フェローの頃、足繁く通ったというシカゴのイタリアン「スピアッジャ」。ここで「エミリオ ブルフォン」のワインを楽しむことが出来ます。「スピアッジャ」は2008年の大統領選後、初めてミシェル夫人と食事したことで有名です。

オーナーのエミリオ・ブルフォンはフリウリのポッツオーロの農業学校を卒業し、何件かフリウリの生産者の元で修行をした後、1964年現ワイナリーのあるヴァレリアーノに引っ越してきました。

1970年代、ワイナリーの位置するピンザーノ・アル・タリアメント市とカステルノーヴォデル・フリウリ市周辺の丘陵地帯で古い土着品種が絶滅に瀕していることを知り、その品種の研究と復興活動に尽くしました。今ではその活動が認められ、イタリア最大のワイン見本市ヴィニタリーでは「イタリアの葡萄栽培界に大きな貢献をした」として「カングランデ・デッラ・スカーラ」という偉大な賞を獲得しました。