■山口こうじ店

創業明治６年、先代までは麹の製造・販売のみで当時は業界全体が量を作ればいいという時代に、味噌づくりのノウハウはまったくない状態から品質の高い味噌の製造販売を決意。味噌業界の第一人者と言われる名人にも師事。現在、全国味噌鑑評会で平成６・７・８年と、３年連続で理事長賞の快挙を達成しました。

■味噌造りにはどの板が欠けても美味しくは出来ない

木桶のはなし】木桶は、何枚かの木の板を並べて作られますが、そのどれかひとつでも高さが足りなければ、水はその高さまでしか入らない。つまりそこまでの価値。

味噌も同じで、麹・豆・水・塩のどれか1つでも品質の低いものを使えば味噌もそこまでのものしか出来ない。と、品質に妥協しない味噌作りを分かりやすく説明していただきました。最後に「人間も同じだよ」とおっしゃる山口さん。頭が下がります。

■白河関のみそ　こだわりの材料　麹・豆・水・塩

豆　・・・　国産大豆

米　・・・　福島県内産の上質米

塩　・・・　自然塩

水　・・・　阿武隈山系の伏流水

中でも一番大事なのが麹（こうじ）。麹が違えばまったく同じ材料を使っても違う味噌ができあがるというくらい味噌の要となります。

家業が麹屋だった四代目山口さん。

創業明治６年、先代までは麹の製造・販売のみでした。当時は業界全体が量を作ればいいという時代。その時代に、品質の高い味噌の製造販売を決意。味噌づくりのノウハウはまったくない状態でした。

ここから山口さんの、麹へのひたむきな努力が始まります。名人がいると聞けば遠くまで出かけ、連絡してから出向いたのでは断られると、いきなりたずねて麹を見てもらったことも。味噌業界の第一人者と言われる名人にも師事し、名人に「これは麹に見えても、麹ではない」といわれ、また、改良をして名人に見てもらう、最良の麹作りを目指し何度も通い詰めました。山口さんの探究心は現在もつきることがありません。

■白河関のみそ

全国味噌鑑評会で、市販の味噌でありながら平成６・７・８年と３年連続で理事長賞を受賞した、山口こうじ店の定番の味噌『白河関のみそ』（つぶみそ）。全国の名店・有名メーカーがこの鑑評会のために特別な材料と仕込みで最高の味噌を出品するという全国味噌鑑評会で、小さな味噌屋がその賞を獲るということは、快挙な事なのです。

しっかりとした味噌の味わいがあり、新鮮なきゅうりにそのままつけて、お味噌汁や甘味噌にして、茄子やこんにゃくなどで味噌田楽も美味しくお召し上がりいただけます。

■お客様レビュー

麹がたっぷりで、田舎の母が毎年送ってくれてた味噌みたいです。3年前に脳梗塞で倒れて手足が不自由になったのでもう作れなくなってしまいましたが。前回生ハムと一緒にためしで購入してみたところ、おいしくて感激しました。こういうお味噌が食べたかったんです。お味噌汁用に大事に使ってます。またなくなったらリピします。いつまでも続けてくださいね。（病院でもＶＩＳＡ様）／毎日欠かせないお味噌を色々試しましたが、現在はベスト味噌だと思ってリピートしています。安くて美味しい。お汁には少しだけ辛めの味噌を混ぜています。（購入者さん）／「白河関のみそ」初めて購入しました。何故こんなに安いの？そして味はバツグン！！是非是非皆さんも試しに味わってみて下さい。（購入者さん）／夫は野菜を味噌で食べる事が好みです♪私は楽ですが美味しい味噌を探すのも主婦の仕事？ずんだ味噌も頂ました♪（akopenn様）

味噌の味わいを贅沢に味わうなら、新鮮なきゅうりにそのままつけて楽しむのがおすすめ香り高いお味噌汁もお楽しみください♪

雑誌にも多く取り上げられた３年連続理事長賞受賞の実力の味噌！是非一度体験してください