イタリア最高峰スプマンテ「フランチャコルタ」の中心エルブスコ村に構える、フランチャコルタのリーダー的存在

カ デル ボスコがピノ ネロ100％で仕立てた「ピネロ」です！バリックで15ヶ月間、瓶内で36ヶ月と合計51ヶ月間熟成させています。上品で繊細ながらも力強さを備えた、丸みを帯びたボディ。余韻に至るまでバランスを崩さないイタリアトップクラスのピノ ネロと呼ぶにふさわしい味わいです！

バリックで15ヶ月熟成後、瓶内で36ヶ月間以上熟成

今でこそ最高級スパークリングワインの産地として名高いフランチャコルタですが、元々は赤ワインが造られていた産地。「ピネロ」は5ヶ所のオーガニック認証のブドウ畑で育てられた、樹齢約33年のピノ ネロを使用しています。手摘みで収穫されたブドウは、すぐに小さな木箱に入れられ品質によって分けられ、冷やされます。その後17日間に渡って、アルコール発酵とスキンコンタクトを実施。小樽のバリックで15ヶ月間熟成後、瓶内で36ヶ月間以上熟成されます。ボトリング時に必要な分の亜硫酸塩を添加しています。

ブルゴーニュよりも、力強く濃厚なスタイル

ベリー系果実やジャム、トースト、ヴァニラ、コーヒーなどの調和のとれた複雑な香り。上品で繊細ながらも力強さを備える丸みを帯びたボディは余韻に至るまでバランスを崩しません。ブルゴーニュのピノ ノワールに比べると、力強く濃厚なスタイルです。

カ・デル・ボスコは、イタリア最高峰スプマンテ「フランチャコルタ」の中心エルブスコ村に構える、フランチャコルタのリーダー的存在のワイナリーです。

現オーナーのマウリッツッィオ・ザネッラ氏の母が、週末の別荘地として土地を購入したのが始まり。当時、ぶどうは植えられておらず、カデルボスコ（森の家）と名づけられました。

1967年からぶどうを植え始め、徐々に栽培面積を増やしいきます。1971年、当時14歳だったマウリッツィオがブルゴーニュでバリックの勉強をしたことをきっかけにワイン造りに目覚め精力的に全体の指揮に努めるようになります。

以来、カデルボスコで造るスプマンテは瓶内二次発酵（シャンパーニュ方式）。バリックもピノネロとシャルドネ用はブルゴーニュから、カベルネ用はボルドーからと現地の流儀にならったフランス式となりました。

博士号をもつ二人の醸造担当者を始め、多数の優秀な人材が揃っています。近代的な設備が整った醸造所は人手をかけるところは、かけてというようなめりはりのある、合理的な設計がされています。非常に作業性の良いカンティーナをつくりあげています。トップキュヴェの「アンナ・マリア・クレメンティ」は名実共に、イタリア屈指の最高級スプマンテとして世界中から絶賛されています。また、国際品種から造られる「マウリッツィオ・ザネッラ」など、最上級ボルドーワインに勝るとも劣らない偉大な赤ワインも高い評価を受けています。