イタリアの造り手の中でも国際的に最も有名な生産者で数々の受賞歴を持つプラネタが、シチリアワインの代表品種とも言えるネロダーヴォラを主体に国際品種をブレンドしてより個性的にスタイリッシュに仕上げたコストパフォーマンスの高いミディアムボディの赤ワインです。プラネタ社の丁寧なワイン造りを知ることの出来る、シチリアワインが初めてという方にもまず飲んで頂きたい自信作です。デイリーワインとして、そしてあらゆるTPOに合わせてお使い頂けます。

セグレタという名前はウルモの畑を囲む森の名前に由来します

土着品種ネロ ダーヴォラを主体に、シチリアはメンフィ、サンブーカ ディ シチリア、ノートと、それぞれの地域で、プラネタが所有する3つの畑から生産されるメルロー、シラー、カベルネ フランをブレンド、品種独特の特徴をこのワインにもたらしています。

若い状態でも、2～3年間熟成後でも

ブドウを除梗、破砕、圧搾後、それぞれのぶどうは別々に温度管理された150ヘクトリットルのステンレスタンクで10～14日間発酵（発酵温度25℃）。澱引き後、ステンレスタンク内で発酵させます。

濃いチェリー系のレッド。ベリーやコショウのアロマ、滑らかでドライな味わい。シチリアを代表する土着品種、ネロ ダーヴォラのパワーに、メルローのやさしさが加わって、バランスがとても良く、それぞれのブドウの良さが引き立されていて、フレッシュで抜群の飲み心地。お手頃価格が嬉しいデイリーにも最適な赤ワインです。若い状態でも楽しめますし、2～3年間熟成後でも期待できます。白身のお肉や野菜、さっと火を入れた魚料理と幅広いお料理に合わせていただけます。プラネタのオススメはポルペッテ（ミニミートボール）カポナータ(野菜の煮込み料理)やアランチーニ（ライスコロッケ）に合わせてどうぞとのことです。

シチリアにおいて15世紀から17世代に渡って農業を行ってきたプラネタ家。300年前からブドウ栽培に携わる名家の当主ディエゴ プラネタ氏を中心に、1985年に設立されました。

プラネタ社の創業者であるディエゴ・プラネタの指導と保護のもと、当時20代のアレッシオ・プラネタがディエゴの娘フランチェスカと弟のサンティほか、同世代の家族のメンバーを率い、今までになかった全く新しいプロジェクトに着手しました。それは、500年前から農業を営んできたプラネタ家の活動の中心にワイン造りを据えることでした。

1994年、プラネタ家の最初のワイナリーとなるウルモ・ワイナリーをシチリア南西部メンフィに創設。シチリアにおいて国際品種のポテンシャルを追求しながら、土着品種の綿密な調査と研究、試行を経て、各テロワールを反映した最高品質のワインを造生み出していきます。

その後、1997年にシチリア南部のヴィットリア、1998年にシチリア最南端のノート、2008年にエトナ、2011年にシチリア北東部カーポ ミラッツォに進出。シチリアがワイン大陸と呼ばれる所以の、異なる個性を持つテロワールでのワイン造りへと発展しました。

今日、シチリアの5つのエリアに、合計400ヘクタールのブドウ畑、6つのワイナリーを所有しているプラネタ社。シチリアワインの運命を変えた生産者として国内外より尊敬と称賛を集め、また、ワイン造りのみならず、高品質なオリーブオイル造りや、美食家垂涎のワイナリー併設のブティックホテルなど、様々な“シチリア体験”を世界に提供しています。

地球にやさしい持続可能なワイン造りを通じて、自然環境や美しい田園風景、土着文化の保護を最重要項目に掲げ、プラネタ家が心から愛するシチリアの素晴らしさを世界に発信し続けることをモットーとしています。