記念すべきファーストヴィンテージで『ルカガルディーニ』99点を獲得！

トスカーナの"カステルヌオーヴォ ベラルデンガ"を拠点に、キャンティ クラシコの伝統的なワイン造りを行う"ヴァッレピッチョラ"のIGTトスカーナ「ビアンコ」です。同社の持つ畑から厳選した最上のシャルドネを手摘みで収穫。バリックで約12ヶ月熟成しています。エレガントさ、豊かさ、果実味、風味のコンビネーションが完璧。バリック熟成ならではの濃厚で深みのある味わいに仕上がっています。この年は記念すべきファーストヴィンテージながら『ルカガルディーニ』で99点、『ルカマローニ』で95点を獲得しています（2021ヴィンテージ）。

バリックで約12ヶ月熟成、その間は月に1回バトナージュを実施

ブドウはヴァッレピッチョラの持つ畑から厳選した最上のシャルドネ100％を使用。畑は海抜380-420ｍにある泥灰土と石灰岩を含む石灰岩と粘土質の土壌。栽植密度はヘクタールあたり5,000本です。8月の最後の10日間でシャルドネを手摘みで収穫。セメントタンク50%、トノー樽50%でアルコール発酵。10日間毎日バトナージュを実施。バリックで約12ヶ月熟成、その間は月に1回バトナージュを実施。ボトリング後に4ヶ月の瓶内熟成を経て出荷しています。

エレガントさ、豊かさ、果実味、風味の完璧なコンビネーション

濃厚な麦わらイエローの色調。アプリコット、ピーチ、パッションフルーツ、パイナップルの香り。口に含むと、エレガントさ、豊かさ、果実味、風味の完璧なコンビネーションが感じられます。バリック熟成ならではの濃厚で深みのある味わいに仕上がっています。最後にフレッシュでミネラル感のある余韻が持続します。

ワインガイド評価

『ルカ ガルディーニ』99点（2021ヴィンテージ）

「100％ピュアなシャルドネ。洗練された樽による熟成。垂直でコンパクトなノーズは、柿とベルガモットのヒントを持ち、柑橘類とヨードの閉鎖性を伴う。口当たりは濃厚でコンパクトで深みがあり、新鮮な塩分との素晴らしいバランスがある。フィニッシュにはバルサミコとグレープフルーツの香りが漂う」

「ヴァッレピッチョラ」はトスカーナ州シエナから車で走ること10分、キャンティティ クラッシコ地区のなだらかな丘陵地帯にあります。所有しているぶどう畑は110haあり、サンジョヴェーゼ（全体の３割）だけでなく、ピノネロ、カベルネ ソーヴィニョンなどの国際品種も栽培しています。醸造する全てのワインに共通するのは「トスカーナの香り」。ファーストヴィンテージは2015年と新しいワイナリーですが、樹齢50年を超える古い畑も所有。カンティーナには最新設備を導入し、丁寧に栽培され収穫されたぶどうに負荷を与えないよう細心の注意を払っています。彼らの代名詞である「キャンティ クラッシコ 2017」がガンベロロッソでトレビッキエリを受賞するなど、イタリア国内外からの評価が年々高まっているワイナリーです。

イラストに隠された逸話

このロゴは、ワイナリーがあるカステルヌオーヴォ ベラルデンガを発見したフランスのベラルド王のイラストです。ベラルド王が、海を渡り、山を越えてたどり着いたのは、トスカーナのキャンティの丘沿いにある小さな町「ヴァッレピッチョラ」。太陽が降り注ぐぶどう畑に囲まれるこの町の人々はベラルド王を歓迎し、自慢のワインを振舞いました。ベラルド王がワインを一口飲むと、その美味しさにひげがピンと伸び、二口目には目がトロンとし、三口目で飲み干すと、王冠が曲がってしまいました。ベラルド王はこの土地で造られるワイン、素晴らしい丘と温かい人々に感動し、ヴァッレピッチョラを彼の王国としました。