映画界の巨匠、フランシス フォード コッポラ監督により、カリフォルニアのソノマ カウンティに立ち上げられたフランシス フォード コッポラ ワイナリーの「ソフィア ブラン ド ブラン モントレー カウンティ」です。冷涼な天候のモントレー カウンティで収獲されたシャルドネを主体にピノノワールなどをブレンドしたエレガントな印象のスパークリングワイン。フレッシュな味わいと軽快な泡立ちが魅力です。

飲み手の好みに合わせてピノノワールを少量ブレンド

ブドウはシャルドネ92%、ピノ ノワール7%に、ソフィア ロゼを1%ブレンド。ワインのアルコール度をある程度低く抑えるために、糖度の比較的低い状態でブドウを収穫。ブドウは全房プレス機にかけられ、果汁はそのままステンレスタンクで一次発酵。その後CO2をワインに閉じ込めるため、シャルマ方式で加圧しながら二次発酵しています。

「ブラン ド ブラン」は一般的に、白ブドウだけで造るスパークリングに用いられる名称ですが、アメリカにはこのような法的規制はありません。ソフィア ブラン ド ブランの発売時、コッポラが消費者向けのテストを行ったところ、ピノノワールを少量ブレンドしたワインを楽しんでいることがわかり、伝統よりも消費者の好みに合わせて少量のブレンドを行うことになりました。

フレッシュな味わいと軽快な泡立ち

外観は輝きを帯びたライトイエロー。青リンゴやネクタリンなどの果実のアロマに、ジンジャーやスイカズラのニュアンスが華やかに香ります。軽快な泡立ちの口当たり。グレープフルーツや洋ナシのような果実味とフレッシュな酸味、仄かなミネラル感が広がり、エレガントな印象を演出。軽やかで上品な味わいでどんな料理にも合わせやすい1本です。牡蠣、フライドチキン、ボンゴレ ビアンコなどが特にお勧めです。

フランシス フォード コッポラ ワイナリーは、数多くの受賞歴を誇る映画界の巨匠フランシス フォード コッポラ監督により、カリフォルニアのソノマ カウンティに設立。伝説的ワイナリー”イングルヌック”の復活に携わった彼が抱くのは「全てのシーンに寄り添い、飲む人の人生に喜びをもたらすワインを届けたい」という想い。デイリーからプレミアムなワインまで、それぞれのボトルに、映画とワインを愛するコッポラ氏のオリジナルストーリーが込められています。

ワイナリーではコッポラ氏の「今よりも良い地球環境を後世に残したい」という想いから、環境に配慮したワイン造りを実施。使用するエネルギーの36％は再生可能エネルギーを利用し、生物多様性保持のためにバードハウス、養蜂箱、被覆作物を活用しています。畑では、空中写真によるブドウ樹の色付き観察、土壌観察、点滴灌漑などを組み合わせ、水資源の活用を徹底的に効率化しているうえ、灌漑にはリサイクル、リユースされた水を用いる徹底ぶりです。

2012年にはカリフォルニア サステナブル ワイングローイング アライアンスのサステナブル認証（CCSW）を取得し、2017年にはサンフランシスコ インターナショナル ワイン コンペティションにて、ワイナリー オブ ザ イヤーを受賞。さらに2018年にはノースベイ ビジネス ジャーナル紙による働きがいのある企業“100 ベスト プレース トゥ ワーク”に選出されるなど、アメリカを代表するワイナリーの一つとして確固たる地位を築いています。