サルデーニャのテロワールを表現する新進ワイナリー"サラーヤ"のDOCGヴェルメンティーノ ディ ガッルーラ「タッラ ノア」です。樹齢15年のヴェルメンティーノ100％を使用。ステンレスタンクで15日発酵と澱とともに6ヶ月熟成しています。デリケートな野生のハーブやレモンなどの柑橘果実の香り。爽やかながら深みのある力強い風味のヴェルメンティーノ ディ ガッルーラです。

唯一無二のヴェルメンティーノの生産を可能にするガッルーラ

ガッルーラは、そのなだらかで広い丘陵地帯と、類まれな美しさを持つ領土を描く緑が広がっています。ガッルーラのテルティ、カランジャーヌス、モンティの間に、リンバラ山によって守られてきたサラーヤのブドウ畑が広がります。ガッルーラの奥深い景観は、コルク樫の森と堂々とした花崗岩の巨石が交互に立ち並び、その姿はまるで彫刻のようです。似ているようで異なる土壌が、ユニークな特徴を持つ、差別化された唯一無二のヴェルメンティーノの生産を可能にしています。

ステンレスで15日発酵後に、澱とともに6ヶ月熟成

畑はサルデーニャ州"ガッルーラ エリア"のテルティやカランジャーヌスにあります。標高325-400mの南東向き、石英を含んだ砂質の土壌。ブドウは平均樹齢15年のヴェルメンティーノ100％を使用。栽植密度はヘクタールあたり5500本です。9月初旬に手摘みで収穫。低温で除梗とソフトプレス。16-18度に設定されたステンレスタンクで15日発酵。マロラクティック発酵は行わずに、６ヶ月シュールリーを実施。ボトリング後に2ヶ月の瓶内熟成を経て出荷しています。

爽やかながら深みのある力強い風味

ワイン名のタッラ ノアは「古代の土地」を意味します。ヴェルメンティーノ ディ ガッルーラのルーツとなった、中世のガッルーラ国の首都「オルビア」への誕生と歴史、深い感覚を抱くイメージから名付けられました。透明感のあるストローイエローの色調。デリケートな野生のハーブやレモンなどの柑橘果実の香り。爽やかながら深みのある力強い風味。余韻に海水のような塩味が感じられます。

サラーヤは2019年にサルデーニャ州北部、オリビアの近く、テルティに設立された新しいワイナリー。ぶどう畑は品種ごとに適した場所に所有しており、土壌と気候、品種の特徴を生かしたワイン造りを行っています。醸造においては濾過、清澄、二酸化硫黄などすべてを最低限に抑え、可能な限り使用せず、必要な場合にのみ介入しています。

「Sa Raja」はサルデーニャ語で「サイン、象徴」などの意味を持ち、ラベルに描かれている「山」「海」を表現しています。エノロゴはアンジェロ ガヤでの醸造経験を持つフェデリーコ クルタス氏。彼とチームにより現在7種類のワインを醸造、年間生産本数は18万本程の小規模生産者ですが、年々イタリア国内外での評価が上がってきており、サルデーニャのテロワールを表現する新進ワイナリーとして注目されています。