2019年は『ジェームズサックリング』で94点を獲得！

サルデーニャのテロワールを表現する新進ワイナリー"サラーヤ"のDOCカンノナウ ディ サルデーニャ リゼルヴァ「アイシッタ」です。サルデーニャ中東部のオリアストラで育てられた樹齢25年のカンノナウ100％を使用。マロラクティック発酵後にトノー樽で18ヶ月、ステンレスタンクで6ヶ月熟成しています。地中海の赤い果実やドライフルーツ、スパイスの香り。濃厚で深みのある果実味と滑らかなタンニンを備えた、美味しい余韻が長く続くリゼルヴァです。この年は『ジェームズサックリング』で94点を獲得しています（2019ヴィンテージ）。

樹齢千年のオリーブの木が生い茂る土地"オリアストラ"

このワインはオリアストラで育てられたカンノナウを使用しています。樹齢千年のオリーブの木が生い茂るこの土地は、オリーブの木からその名を取ったと言われています。気候は穏やかで、サルデーニャ島中東部は、標高1,800メートルを超えるジェンナルゲントゥ山まで続く丘陵地帯です。ジェルツはオリアストラの丘陵地帯の中心に位置し、ここではブドウ畑が谷底（標高90m程度）に点在し、オリーブ畑と交互にその美しさを見せています。

マロラクティック発酵後にトノーで18ヶ月、ステンレスで6ヶ月熟成

サルデーニャ州オリアストラで栽培された平均樹齢25年のカンノナウを使用。畑は標高90mの砂質と粘土の土壌。栽植密度はヘクタールあたり5500本です。ブドウを9月の下旬に手摘みで収穫。14日のマセラシオン後に22-28度に設定されたステンレスタンクで発酵。マロラクティック発酵を行ってからトノー樽で18ヶ月、ステンレスタンクで6ヶ月熟成。ボトリング後に2ヶ月の瓶内熟成を経て出荷しています。

濃厚で深みのある果実味と滑らかなタンニン

ワイン名の「アイシッタ」はサルデーニャ語でAttesa（期待、待機）の意味で、彼らがこのワインから敬意や忍耐、そして時を超えて得る価値を感じて命名しました。濃厚なルビーレッドの色調。地中海の赤い果実やドライフルーツ、ナツメグ、クローブ、紅茶などの複雑な香り。濃厚で深みのある果実味と酸、ドライで滑らかなタンニンのバランスが取れた味わい。美味しい余韻が長く続きます。

サラーヤは2019年にサルデーニャ州北部、オリビアの近く、テルティに設立された新しいワイナリー。ぶどう畑は品種ごとに適した場所に所有しており、土壌と気候、品種の特徴を生かしたワイン造りを行っています。醸造においては濾過、清澄、二酸化硫黄などすべてを最低限に抑え、可能な限り使用せず、必要な場合にのみ介入しています。

「Sa Raja」はサルデーニャ語で「サイン、象徴」などの意味を持ち、ラベルに描かれている「山」「海」を表現しています。エノロゴはアンジェロ ガヤでの醸造経験を持つフェデリーコ クルタス氏。彼とチームにより現在7種類のワインを醸造、年間生産本数は18万本程の小規模生産者ですが、年々イタリア国内外での評価が上がってきており、サルデーニャのテロワールを表現する新進ワイナリーとして注目されています。