トスカーナ史上最高コストパフォーマンスボルドーブレンド赤として話題の「デコ」の上級赤「ドゥニコ」。1haあたり9,600株という、最高級ワインクラスと同等の株密度によって栽培されたシラーから造られるフルボディ。ブルーベリージャムをさらに煮詰めたような濃厚なアロマ、厚みのある果実感と上品なタンニン、程よい酸味とのバランスが抜群で素晴らしい飲み心地を造っています。

ワイナリーのあるビッボーナは、イタリアを代表する銘醸地「ボルゲリ」と同じ沿岸部の丘陵地にあり、ボルゲリと同様の気候が存在します。ボルゲリは「The Little Bordeaux(リトルボルドー）」と呼ばれるテロワールがあり、国際ブドウ品種には理想的な栽培地域とされています。地理的条件には常に海からの強い風があり、沿岸部である土壌でブドウ樹がヨウ素の摂取量が高く、ブドウ畑は温暖で素晴らしくバランスの良い条件が整っています。そして、良い畑を持つことと同じぐらいに重要視している、醸造設備の充実。その一つ一つの過程は有名エノロゴのステファノ キオッチョリ氏の管理下のもと、厳密にチェックされています。こうして、丁寧に厳選されたブドウから、味わいの要素がギュッと詰まった、複雑味あふれる魅力的なワインが造られます。1年間オーク樽で熟成させた上質感あふれる美味しさをお楽しみください。

注目の新興産地に立ち上げた家族経営のワイナリー

トスカーナ沿岸部、ボルゲリから目と鼻の先にある注目の新興産地ビッボーナの土地で、2004年春に設立された家族経営のワイナリーです。オーナーのニコラ ダリア氏は兄弟と共に果樹苗木販売業を営んでいましたが、幼い頃からの夢であった自分のワイナリーを持つため、農業経営についての勉学を修め、1996年に31haの土地を購入します。

「サッシカイア」「オルネッライア」銘醸ボルゲリ同様の恵まれた栽培環境

ボルゲリと言えば、「サッシカイア」や「オルネッライア」等綺羅星のワイナリーが挙げられますが、ビッボーナもボルゲリ同様に海洋性気候で、ボルドー品種の栽培に適した土地であることが証明されています。また、土壌はボルゲリよりも粘土の比率が高くなるため、ワインはより芳醇でパワフルなボディになります。また畑は海からの風もあり、ブドウは健全に育ち、「ビオ ナチュラル」というコンセプトで、化学薬品を使用せず有機農法を実践しています。周辺の環境を尊重しながら全て自社で収穫したブドウのみ使用し、見事に高品質ワインを造り上げています。

イタリア最高峰ワイン「レディガフィ」のコンサルタントが指導する高品質なブドウ栽培

栽培管理は、100点満点ワインの「トゥアリータ」のレディガフィや「イ ジュスティ エ ザンツァ」のスーパートスカン、デュルカマーラ等を産みだしたイタリア最高峰醸造家として名高いステファノ キオッチョリ氏に指導を仰ぎながら行っています。キオッチョリの「ブドウ栽培こそがよいワインを造る」ポリシーにより高品質なブドウが栽培されています。