古典派バローロの巨匠「ジュゼッペ リナルディ」が造る素晴らしいスケール感を持つランゲネッビオーロ

ピエモンテの偉大な生産者ジュゼッペ リナルディが造るランゲネッビオーロ2021年が限定入荷です！リナルディのバローロに使用しないネッビオーロから造られています。しかしながら、その出来栄えは、バローロを彷彿させる素晴らしいスケール感を持っています。

無理のないブドウの自然な凝縮感とすっと伸びる美しい酸味。若いうちはタンニンが感じられますが、決して暴れておらず、既に果実感と絶妙なコンビネーションを成していて、ため息が出るほどの精緻なバランス感があります。

数多くのソムリエや愛好家に人気のあるリナルディですが、熟成した時に魅せる香りの華やかさ、味わいの深みと噛みしめたくなるような充実した旨味、余韻まで長く続く上品な風味。生産本数が少ないだけに、この機会に是非一度リナルディの味わいをお楽しみください。

知られざる「幻」のバローロ「ジュゼッペリナルディ」

ジュゼッペリナルディはピエモンテ地区を代表する偉大な生産者で獣医としての職も持つ五代目の当主ジュゼッペと娘のマルタにより伝統的なバローロを生み出しています。彼に対する評判は「巨匠」、「奇才」、「変わり者」と様々にありますが、自然が造り出すワインをかたくなに守りながら昔から変えることなく伝統的製法を貫いてきた、本当に数少ない生産者の一人です。農薬や化学肥料は一切使わず、グリーンハーヴェストすら行ないません。常に自然な状態での収穫をしています。一般的なバローロの生産者は天候の悪い年は瓶詰めしないものですが、リナルディは天候の良し悪しに関わらず、毎年素晴らしい評価のワインを造り続けています。発酵は天然酵母で大樽を使用します。

生産量が少ない「幻」の大物バローロ

現在所有する畑は合計約8haで、ブルナーテ、カンヌビ サン・ロレンツォ、レ・コステ、ラヴェッラの様々なテロワールを持つ単一クリュを持ちますが、面積がかなり小さいことも影響するのか、生産されるワインは毎年極少量です。ワイン評価誌では毎年高得点を叩き出していますが、その生産量の少なさからか、市場で見ることがなく「幻」とさえ言われている、知られざる大物ワインです。2018年9月2日、ジュゼッペ リナルディ氏が69歳で逝去。伝統的製法は娘のマルタとカルロッタに引き継がれています。

2010年ブルナーテが『ワインエンスージアスト』100点を獲得

当たり年ともなれば、世界中の著名なレストランや愛好家によって争奪戦が繰り広げられるほど熱狂的なファンを持つ希少性の高いバローロです。2010年のブルナーテは『ワインエンスージアスト』で100点満点の素晴らしい評価を得ました。しかし時代が変わろうとも頑なにクラシックバローロの王道を歩み続けるリナルディのワインは上品でいて瑞々しく、自然そのものの美味しさと極上のエレガンスが感じられます。