2015ヴィンテージは『ヴィタエ2021』最高賞4ヴィティを獲得！

伝統的製法を守るカンパーニャの自然派ルイージ テッチェのタウラージ リゼルヴァ「ポリフェーモ」です。1930年代に植えられた､伝統的なラッジエラ アヴェリッネーゼ仕立てで育てられた有機アリアニコを醸造。500L樽で12ヶ月、樫の大樽で12ヶ月、さらにステンレスタンク12ヶ月と合計36ヶ月の熟成を行っています。樹齢85年の古樹から生まれる雄大なスケールと凝縮感が広がる、ルイージ最上のタウラージ リゼルヴァ「ポリフェーモ」是非お楽しみ下さい。この年は『ヴィタエ2021』で最高賞4ヴィティを獲得しています(2015ヴィンテージ)。

草生栽培や自然農法などの伝統的な手法

ルイージテッチェの畑は標高500-550メートルでヴェスビオ火山の影響を受けたミネラル分に富む石灰質の土壌です。そこでは平均樹齢80年以上の貴重な古木が植えられています。栽培ではボルドー液以外の薬剤を一切使用せず、野生酵母による長期間マセラシオンと自然発酵を行い、SO2の添加も瓶詰め時に極少量だけ使用します。草生栽培や自然農法といった伝統的な手法で産み出されるイルピニアの土地を見事に表現したワインです。

個性的なラベルデザイン

個性的なラベルの絵柄は、ギリシャ神話に登場する一つ目の人喰い巨人ポリュペーモス(ポリュフェモス)、ワインを飲んで酔いつぶれて寝込んだところを、オデュッセウスに眼を潰されるというエピソードからデザインされています。

500L樽、樫の大樽、ステンレスタンク各12ヶ月、合計36ヶ月の熟成

ブドウは平均樹齢85年アリアニコを使用。畑は1.5ヘクタールの規模で、この地域の伝統的なラッジエラ アヴェリッネーゼ(2本のブドウ樹を頭上から見ると十字になるように組み合わせる棚式の仕立て)で栽培しています。収獲後に樫の大樽や栗の木桶にて約40日間のマセレーションとアルコール発酵を実施。500Lの樽で12ヶ月熟成。樫の大樽に移し替えて12ヶ月、さらにステンレスタンクにて12ヶ月熟成しています。無濾過で無清澄、SO2は少量添加してボトリングしています。

まだまだ若いワインながら、調和が取れた十分な飲み心地

「タウラージの奇才ルイージ テッチェのポリフェーモ2015をリリースします！当然のことながら、まだまだ若いワインですし、寝かせただけ面白くなるのでしょうが、もう十分な飲み心地もあり…。高樹齢のブドウ樹は、ヒトが収量制限などをせずとも自然に生りが少なくなり、均整の取れたブドウになるからか、その結果としてのワインも若い時から調和の取れたものになりやすい気がします（2024年5月 インポーターのヴィナイオータ社コメントより）。」

伝統的製法を守る自然派「ルイージ テッチェ」

ルイージテッチェは生産する一部のブドウを用いて、古くから伝わる伝統的製法で自家消費と量り売り用にワインを生産してきました。

しかしながら、1980年代以降の伝統の衰退、近代化の波の中で、多くの造り手から農業・醸造学的に最新技術を駆使したワインが生産される様になってきました。

製品として安定はしているのですが、魂やイルピニアという寛大な土地がもたらしてくれるであろう、特性や唯一性に欠けた、無個性なワインを産出しているのを目の当たりにし、それに伴う伝統的生産者が減少していく現状を危惧、同じカンパーニャ州、カンティーナ ジャルディーノのアントニオ デ グルットラの助言もあり、2003 年から自らボトリングも始めるようになります。

80年以上の希少な古木が産み出す強烈で美しい味わいの「タウラージ」

テッチェの畑には1930年代に植樹された貴重な古木が今も残る、僅か1haの畑から造られる「タウラージ ポリフェーモ」があります。「ポリフューモ」とは、ギリシャ神話に登場する巨人の名で、ブドウ本来のみずみずしい力強さに満ちた強烈で美しい味わいで巨人の名ふさわしいワインです。

野性酵母醗酵と40日間もの長期マセラシオンの伝統的手法

畑ではボルドー液以外の薬剤を一切使用せず、野生酵母による40日間の長期間マセラシオンと自然発酵を行い、二酸化硫黄の添加も瓶詰め時に極少量だけ使用します。草生栽培・自然農法といった伝統的な手法で産み出されるイルピニアの土地を見事に表現したワインです。