ヴィヴェラ社はシチリア東部、カターニアに位置する家族経営のワイナリーです。ワインはすべて、自社畑で有機栽培されたブドウから造られています。テッラ デイ ソーニ ロッソはカベルネ ソーヴィニョン、シラー、プティ ヴェルド、メルロー、ネレッロ カップッチョをブレンド。長く続く濃密なタンニンを持つ力強いワインです。

2つの異なる土地の個性が溶けあう魅力に溢れるワイン

2017年7月にヴィヴェラ社の醸造、販売担当のロレダーナ ヴィヴェラさんからお話を伺いました。「テッラ ディ ソーニとは「夢の土地」という意味です。この畑は私の母であるアルミダの出身地で、パレルモ県コルレオーネ村のカベルネソーヴィニョン、シラーと醸造所を構えるエトナ北東部の自社畑リングアグロッサにある単一畑マルティネッラのネレッロカプッチョのブレンドからなります。2つの異なる土地の個性が溶けあう魅力に溢れています。ブレンド比率はその年の特徴を表現出来るように、厳格には決めずに、自由な発想の下に造っています」と話してくれました。

フレンチオークのバリックで26ヶ月熟成

コルレオーネ村ペトルッラ地区のシラーは9月の1週目、カサロット地区のカベルネ ソーヴィニョンは9月の3週目、エトナ北東部リングアグロッサのネレッロ カップッチョは10月の1週目に注意深く選別し、手摘みで収穫します。コールドマセラシオンの後、24～26度の温度管理下で10日間かけてマセラシオンを行います。ブドウの約80％はステンレスタンク、約20%はフレンチオークのバリック（小樽）で26ヶ月熟成後、瓶内熟成を経てリリースされます。

フレッシュでありながら飲み応えもしっかりと感じられるシチリアワイン

若々しい紫がかったルビーレッド、みずみずしいベリーや甘いスパイス等の香り、長く続く豊かなタンニンを持つ力強さが感じられます。エトナの土着品種ネレッロ カップッチョが持つフレッシュな果実感とカベルネ ソーヴィニョン、シラーの持つ国際品種の特徴と見事に調和しています。2つの異なるテロワールが見事に融合し、しっかりと熟成を経てリリースされるテッラ ディ ソーニは飲み応えもしっかりと感じられるシチリアワインと言えます。お買い求めやすい価格も大変魅力です。

エトナ山北東部で有機栽培のブドウから造られる

ヴィヴェラ社はシチリア東部、カターニアに位置する家族経営のワイナリーです。2002

年、ヴィヴェラ家は「他にはない最高のワインを生むブドウ畑に囲まれたワイナリーを

造りたい」という思いから、エトナ山北東部のマルティネッラ地区に素晴らしい農地を

購入しました。

ヴィヴェラ社のワインはすべて、自社畑で有機栽培されたブドウから造

られています。醸造所では伝統や創造性を生かし、畑の特性を生かしたその土地

独自のワイン造りを行っています。