北の巨匠「ヴィエディロマンス」から希少なピノネロ「ロンゴルチス」が待望の入荷です！生産本数が非常に少ないため、世界2か国（イタリア、日本）のみでのリリースとなっております。当主ジャンフランコ氏がかねてより研究を重ねているピノネロ。栽培から醸造、瓶詰めに至るまで、細心の注意を払って生産されています。

北の巨匠が手掛ける話題のピノネロ！

ヴィエ ディ ロマンスは白ワインが有名で、当主ジャンフランコ氏は“北の巨匠”と尊敬を集めている存在です。テロワールを最大限に引き出し、独特の深みと奥行き、そして比類なき洗練さのあるヴィエディロマンスは、まさにイタリア最高峰の白として高い評価を受けています。

セカンド的な位置づけの「ロンゴルチス」

一方で、ヴィエ ディ ロマンスが造る赤ワインは愛好家の中でも話題になる、入手困難な希少品！ピノネロとしては2016年ヴィンテージに「ヴィエ ディ ロマンス ピノ ネロ」が初めてリリース。この「ロンゴルチス」はセカンド的な位置づけになっています。

228リットルのオーク樽（新樽比率50％）で12ヶ月熟成

樹齢5年のピノ ネロ100%使用。畑は酸化鉄や酸化アルミニウムが混じり赤みがかった、小石混じりのシル土壌。収穫したブドウをステンレスタンクで発酵後、20日間のマセラシオン。バリックでマロラクティック発酵を行います。熟成は228リットルのオーク樽（新樽比率50％）で12か月間、ステンレスタンクで8か月間。15ヶ月の瓶熟成を経てリリースされます。

豊かな果実味と綺麗な酸、シルキーなタンニンのバランスが素晴らしいワイン

輝きのある美しいルビー色。凝縮感のあるチェリーやラズベリーのアロマに加え、スパイス香が感じられます。豊かな果実味と綺麗な酸、シルキーなタンニンのバランスが素晴らしいワインです。北の巨匠ヴィエ ディ ロマンスによる話題のピノ ネロ！ぜひこの機会にご堪能ください。

ヴィンテージ情報

2021年は、2020年末からの寒さでブドウの芽吹きが遅れ、遅霜やベト病の影響もあったが、6月中旬から天候が回復しました。8月には一気に熟成が進み、9月初旬から収穫が始まりました。前年より糖度と酸度が高く、長期熟成が期待できる年となりました。

イタリア最高の白ワインを造る「北の巨匠」

ヴィエ ディ ロマンスはイタリア北東部、スロヴェニアとの国境にあるゴリツィア県のマリアーノ・デル・フリウリに1900年に創業した家族経営のワイナリー。

独特の深みと奥行き、エレガントな酸。他にはない際立った個性

現在のオーナーで3代目にあたるジャンフランコ・ガッロ氏はこの歴史あるワイナリーを1978年に受け継いで以来、逆風に向かうことを恐れず、このイソンツォの平野を最高のイタリア白ワイン産地に変えてみせた人物として、イタリア最高の白ワインを造る「北の巨匠」として尊敬されています。独特の深みと奥行き、エレガントな酸。他にはない、際立った個性がヴィエ ディ ロマンスの魅力。

人間の果たすべき役割は良いブドウを最高のタイミングで収穫する事

ガッロ氏は「良いブドウを作るにはテロワールを構成する4つの要素を理解することが不可欠。すなわち『人間・気候・ブドウ品種・土地』。その中で最も重要な要素は『人間』である。」といいます。決して投資目的や流行に流されるのではなく、良いワインを造るにはテロワールに最も適したブドウ品種を栽培し、凝縮したブドウを作り、完熟期を迎えたブドウを最高のタイミングで収穫することだ、というのが彼の哲学であり、これこそが人間の果たすべき役割であると考えているからです。

良いワインを造ろうとする熱い思いは長年彼を突き動かし、ブドウ栽培の研究に没頭させてきました。天候のデータ等細かく蓄積し、ワイナリーで働き始めてからも諸外国のフランスやカリフォルニア等の銘醸ワイナリーに足を運んでは、学んだことを実践し、ヴィエ ディ ロマンスでの適合性を検証してきました。頑なに自らの理論に拘るのではなく、何が一番良いか、何が間違っているのか、見るもの聞くものを全て吸収し、自らの英知として築き上げヴィエ ディ ロマンスのワインを進化させてきました。人々は彼を「北の巨匠」と尊敬の念をもって称しています。

ヴィエ ディ ロマンスとは「ローマへの道」という意味

ヴィエ ディ ロマンスとは「ローマへの道」という意味です。ワイナリーの所在地の近くにある道がローマ時代からある事が知られていてワイナリーの名前になりました。この道はフリウリ州の沿岸にあるアクレイアの街と北東に向かったチヴィターレの街をイソンツォ川に沿うように結んでいます。