優れたコストパフォーマンスで人気のプーリアの造り手カステッロ モナチがシラーと土着品種マルヴァジーア ネーラのブレンドで造る赤「コリバンテ」。それぞれの特徴が活かされたフレッシュ感と複雑な味わいを併せ持つ、エレガントで個性的なワインです。ベーレベーネ2023』で、特に優れたお買い得ワインに与えられる「クアリタ/プレッツォ賞」を受賞しています！（2021ヴィンテージ）

カステッロ モナチは環境に配慮しながら品質にもこわだわっています。サステイナビリティーを目指している自然豊かな畑で育ったブドウを発酵が進まないよう夜に収穫しています。その後、シラーはステンレスタンクで、マルヴァジーア ネーラは小樽で12ヶ月熟成させた後、ブレンドします。シラーはフレッシュな味わいと香り、マルヴァジーア ネールはふくよかさと熟成感をもたらします。味わい豊かでフルボディなワインをお楽しみいただけます。

ワインガイド評価

『ベーレベーネ』点（2021ヴィンテージ）

我々のこのガイドに常に登場するカステッロ モナチは、200ヘクタール以上の広大なブドウ畑を3つのエステートで所有している。ひとつは海に近いブリンディシ、ひとつは赤土のトレプッツィ、そして粘土質と凝灰岩土壌のサリーチェ サレンティーノ。この最後の土地で造られるシラーとマルヴァジア ネーラがコリバンテを生んでいる。チェリーやスパイスの香りがあり、くっきりとした味わいはフレッシュで素晴らしい飲み心地だ。

カステッロ モナチは、プーリア州南部サリーチェ サレンティーノにある美しいカステッロ モナチ農園に構えるワイナリー。14世紀の城に住んでいたシトー派の僧侶にちなんで「カステッロ モナチ」と名付けられました。創業は1975年ですが、この地方で1804年にさかのぼる古いルーツをもっています。2000年ヴィンテージから近代的な設備と醸造法で本格的にワイン造りをスタートしました。ブドウ畑で栽培されているブドウ品種は、ネグロアマーロやプリミティーヴォに加え、シャルドネ、メルロー、カベルネ ソーヴィニョン、ピノ ネロのような国際品種も栽培されています。主に赤ワイン用のブドウを生産しており、その中でもプリミティーヴォ、ネグロアマーロ、マルヴァジーア ネーラをもっとも多く生産しています。

テロワールを活かし、照りつける太陽を最大限に活用するために、アルベレッロ仕立てで、ネグロアマーロ、プリミティーヴォ、マルヴァジーア ネーラといった伝統的なブドウ品種を中心に栽培しています。土着品種から造られた、コストパフォーマンスが高くデイリーに楽しんでいただけるワインが幅広い人気を集めています。

また、カステッロ モナチではクオリティー（品質）とサステナビリティー（持続可能性）の両立を目指し、ワイナリーでのクリーン電力の使用や緑地の保全から、ワインのコルクやラベルの印刷に使われるインクの材質、軽量化ボトルといったワインそのものに関することまで、ブドウ栽培からワインの製品化に至る全工程において、環境に配慮したワイン造りを実践しています。