グラッパの聖地バッサーノ デル グラッパ近郊のスキアヴォンにあるグラッパメーカー「ポーリ」が、ポイヤックのトップシャトーとのコラボレーションで造る超希少グラッパ「ポリ ラ プルミエール」！2007年と2008年のみ造られた限定品です！

ヤコポ ポーリ氏21年越しの夢の実現

ポリ ラ プルミエールは、ポーリ社のオーナー、ヤコポ ポーリ氏の21年越しの夢を実現させたグラッパです。グラッパ歴史上初のフランス最上のヴィナッチャ（ポイヤックのトップシャトー）を使い、ポーリ家に伝わる職人技が結び付き、生まれました。ブドウ品種はカベルネソーヴィニョン、メルロー、プティヴェルド。熟成は、約半分はシャトーからの樽、残りは同じ樽メーカーから仕入れた樽で8年間熟成させています。マジパン、リコリス、蜂蜜、ヴァニラカモミールの香りが広がります。熟れた赤い果実のアロマが特徴的。

※リリース当初は、「ポイヤック」という名前でリリースされましたが、「プルミエール」という商品名に変更されました。

ラ プルミエールの誕生まで

ラプルミエールの歴史は1995年の6月から始まりました。ヤコポ ポーリはポイヤックの最も価値のあるシャトーを訪問。そのヴィナッチャ（搾りかす）を蒸留するという夢を描きました。

様々な障害のため、それから12年が過ぎ、実現不可能かと思われましたが、絶えることのない勇気と情熱がこの困難を解決します。シャトーの扉が開き、メルローとプティヴェルドのヴィナッチャが遂にポーリの蒸留所へ届いたのです。

2007年に蒸留を行い、11の異なるバリックに詰められました。そして8年間の熟成、21年という忍耐の末に、夢がかないます。2016年6月、ポーリ ラ プルミエールの最初のロットがボトリングされました。伝統的ボルドーブレンドのアロマが保たれた、荘厳で輝くような蒸留酒の誕生です。ポーリ ラ プルミエールは、ブドウ畑の中に在る城のように、堂々とした蒸留酒です。

グラッパの聖地ヴェネト州バッサーノ・デル・グラッパ近郊のスキアヴォンにある1898年創設の家族経営のグラッパメーカー。創業者のジョバッタ・ポーリは手押し車に小さな蒸留器を載せて家々を回ってブドウの搾りかすを蒸留して生計を立てていました。その後、息子のジョヴァンニが蒸留所を設立しますが、彼は蒸気機関車のエンジンにヒントを得て独自の蒸留装置を開発することに成功し、グラッパを商品として販売することを始めました。現在は４代目のヤコポにその情熱は引き継がれ精力的な営業の結果、同社のファンはイタリアはもとより世界中に広がっています。いまではヴェネト州を代表するグラッパメーカーと言えるでしょう。