ソアーヴェクラシコのスペシャリスト「コフェレ」がクラシコエリアの中心カステルチェリーノの自社畑で造るスタンダードソアーヴェクラシコ。フレッシュな花やフルーツの香り、爽やかな味わいが楽しめるソアーヴェクラシコです。

醸造はステンレスタンクのみ。ガルガネガの繊細で心地よいアロマを引き出す

カステルチェリーノの標高150～400ｍに広がる畑のガルガネガから造られます。手摘みで収穫後、ステンレスタンクで発酵。熟成もステンレスタンクで行い、ガルガネガの繊細で心地よいアロマを保つようにしています。

白い花やハーブ、青リンゴのフレッシュな香り。飲むと程よい旨みを伴う辛口で、しっかりとした骨格を伸びやかな酸が支えるバランスのとれた味わい。清涼感を感じる心地よい美味しさで余韻にはアーモンドのニュアンスを感じます。食前酒として、またアスパラガスや豆のリゾットなどに合わせてお楽しみください。

1971年カステルチェリーノの畑を引き継ぎワイン造りをスタート

コフェレは、ソアーヴェクラシコの中央部、カステルチェリーノで19世紀から続くブドウ畑から始まりました。1960年代に、農業学校の教授であったジュゼッペ コフェレとブドウ栽培家の娘ジョヴァンナ ヴィスコが出会い設立されたアジエンダ アグリコラです。ジュゼッペは、農業学校の教授でありながら、非常にワイン造りに対して情熱を持っていました。ヴェローナの著名な農業コンサルタントから多くの事を学び、自らのワイン造りの礎を築きあげました。1971年、妻となっていたジョヴァンナの家族が所有していたカステル チェリーノの畑を引き継ぎ、ここでワインつくりをスタートしました。

『ガンベロロッソ』最高賞トレビッキエリを獲得

1994年から息子のアルベルト コフェレがカンティーナを引き継いでいます。アルベルトは、父親であるジュゼッペの教えを守りつつ、新たな革新にも取り組んでいます。2003年ヴィンテージでは、早くも『ガンベロロッソ』最高賞トレビッキエリを獲得するなど、早くから醸造家として高い評価を獲得し、注目されています。

「ナチュラルとは自然であること、それがコフェレのワインの神髄です」

畑は、ソアヴェクラシコの中央北部、カステルチェリーノを中心に約25ヘクタールを所有しています。

このカステルチェリーノは、ソアヴェクラシコの中心部である一方、コフェレが現在に至るまで、永年、畑と向き合い、ぶどうのポテンシャルを最大限に引き出すことに情熱を傾けた、彼らの誇りの土地です。

畑を耕す際には、馬を使用し、土壌を固めすぎることが無いよう、細心の注意を払います。丁寧に栽培し、2014年にはオーガニックの認証を取得しました。ナチュラルとは自然であること、それがコフェレのワインの神髄です。