世界的醸造家コタレッラ家とオルヴィエートのジアッレッティ家によって1988年創設されたラ カッライアのDOPオルヴィエート クラッシコ スーぺリオーレ「ポッジョ カルヴェッリ」です。ポッジョ カルヴェッリ畑のグレケットとプロカニコをメインにシャルドネをブレンド。クリオマセラシオン（低温での醸し）を12時間実施後に、ステンレスタンクで発酵と熟成を行っています。火山性土壌から得られるミネラルと酸味のキレイな質感。熟した果実を思わせるエレガントなアロマと端正なスタイルの素晴らしいバランス。ワンランク上のオルヴィエート クラッシコ スーぺリオーレ「ポッジョ カルヴェッリ」お楽しみ下さい。

この年はガンベロロッソが優れたコストパフォーマンスワインばかりを紹介するワインガイド『ベーレベーネ2023』で優れたコストパフォーマンスワインに贈られるクアリタ/プレッツォ(品質/価格)賞を獲得しています(2021ヴィンテージ)

伝統的なオルヴィエートの特徴を損なわず味わいの格を上げる

通常のオルヴィエートと決定的に違う2つのポイントがあります。1点目はポッジョ カルヴェッリというより限定された畑で栽培されているブドウを使っています。2点目はシャルドネをブレンドして伝統的なオルヴィエートの特徴をそのままに、アロマと果実味をより引き出しています。

オルヴィエートの中でも特に高い品質のワインを産出するクラシコ地区

ラ カッライアのオルヴィエートはその中でも特に高い品質のワインを産むクラシコ地区のものです。通常のオルヴィエートより厳しい規定が設けられています。畑は火山性の土壌でミネラルな風味と、酸味が生まれます。ブドウは平均樹齢18-22年のグレケットとプロカニコ合わせて60％以上、加えてシャルドネ、ヴェルメンティーノを使用。8月から10月にかけてブドウを収穫。その後7度を保ちながら、12時間クリオマセラシオンを行い、ステンレスタンクで発酵と熟成を実施。ボトリング後に瓶内熟成を経て出荷しています。

熟した果実を思わせるエレガントなアロマと端正なスタイルの素晴らしいバランス

ラベンダー、オレンジの花、アカシアなどの香り。火山性土壌から得られるミネラルと酸味のキレイな質感。熟した果実を思わせるエレガントなアロマと端正なスタイルの素晴らしいバランス。まさにワンランク上のオルヴィエート。前菜各種、魚料理や繊細な味付けのお料理に良く合います。

世界的醸造家「リカルド コタレッラ」が手掛けるワイナリー

「ラ カッライア」は世界的醸造家コタレッラ家とオルヴィエートのジアッレッティ家によって設立されたワイナリーです。「コタレッラ」は約60ものワイナリーのコンサルタントを務めておりその内の3つはフランスのボルドーです。イタリア人がフランスワインのコンサルをすることは非常に稀です。

ラ カッライアはウンブリア州オルヴィエート地区の南に位置、地元でブドウ栽培を続けてきたジアッレッティ家と世界的に有名なワインメーカーであるコッタレッラ家によって1988年に創業されました。オルヴィエートDOC地区内に5カ所の違った特徴を持った畑を所有、彼らのワイン造りの哲学は、オルヴィエートにエトルリアの時代から伝わる伝統的なワイン造りを継承しつつ、革新的手法を用い高品質なワインを創り出すことです。

コタレッラ家の兄、リカルド コタレッラは世界的なイタリアワイン ルネッサンスの立役者にして、現代イタリアを代表する醸造家の一人です。2001年『ガンベロ ロッソ』のベスト ワイン メーカー、同2001年『ワインエンスージアスト』誌のワインメーカー オブ ザイヤー、2002年イタリアソムリエ協会のベストイタリアンワインメーカーに選ばれています。弟のレンツォ コタレッラは名門アンティノリ社のチーフワインメーカー兼CEOを務めています。

ラ カライアはワインは家族で造るものであり、土地とそのリズムとの特別な絆から生まれるものであるという考えを守り続けています。現在でもオドアルド ジアルレッティと息子のマウロ、マルコが毎日ワイナリーのブドウ畑を訪れ、品質維持に必要な手入れを指導しています。