「完全なるフランチャコルタ」最良の年の最良のブドウだけで造る、カ デル ボスコのトップキュヴェ！

フランチャコルタを代表する造り手「カ デル ボスコ」の最上級キュヴェ「アンナマリア クレメンティ」。創設者マウリツィオ ザネッラ氏の母の名を冠した、フランチャコルタだけでなく、イタリア産スパークリング最上の1本に数えられるワインです。

ひとつの妥協も許さない、完全なるフランチャコルタ。そのポリシーにより、最高とされるヴィンテージの最高のブドウを厳選して造られます。

シャルドネ 82％、ピノ ネロ 15%、ピノ ビアンコ 3%のそれぞれ複数の畑のブレンド。8年以上の瓶内熟成

最良のヴィンテージごとに造られるアンナマリア クレメンティ。年によって使われる畑も異なります。

8月下旬に収穫。ソフトプレスの最初の果汁だけを使用、オークの小樽でアルコール発酵し、酵母とともに6ヶ月間寝かせマロラクティック発酵を行います。瓶詰め後、シャンパーニュ(瓶内2次発酵)方式により発酵、シュール リー(ワインの液体を澱の上に置いておくこと)の状態でさらに8年以上の熟成に入ります。デゴルジュマン(澱抜き)は、カデルボスコが特許を取得している世界唯一のシステムを用いた「無酸化状態」で実施、ドサージュゼロ(補糖無し)で“完全なるフランチャコルタ”が生まれます。

世界中から認められる別格の存在感

一般的なフランチャコルタが18ヶ月間以上、フランスの高級ヴィンテージシャンパーニュが36ヶ月間の熟成が法律で定められていますが、アンナマリア クレメンティはそれを遥かに凌ぐ平均108か月間(約9年)という長い長い熟成期間をとります。出来上がるワインはまさに別格の存在で、世界中のワイン誌がその素晴らしさを認めています。非常にきめ細やかで豊かな持続性のある気泡で、長期間に及ぶ瓶熟にも関わらず驚異的な新鮮さを保ち、桃や洋なし、柑橘類の魅惑的な香りから花やヴァニラ、イーストの香りへと展開します。

ワインガイド評価

『ジェームズサックリング』95点（2015ヴィンテージ）

控えめながら温かみのあるミネラル感に、黄色いプラム、クインス、綿あめ、チョークのニュアンスが感じられます。 substance のあるワインで、抽出感とフェノール成分が豊かですが、滑らかな泡と中程度のボディでバランスが取れています。熟成が進むにつれ、豊かな果実からさらに複雑さが増していくでしょう。2023年9月にデゴルジュマンを実施。2025年からが最適です。（2024年5月）

『ファルスタッフ』95点（2013ヴィンテージ）

「気品があり、輝きのある麦わら色。熟したリンゴと黄桃の複雑な香り、エレガントなトースト、ヘーゼルナッツ、ほのかな湿った石、バターのようなビスケットの後味。口当たりは優しくフィネスに富み、舌の上を美しく伸び、エレガントでクリアー、風通しの良いパーラージュを持ち、フィニッシュは素晴らしく溶け込み、長い（2022年10月）」

カ・デル・ボスコは、イタリア最高峰スプマンテ「フランチャコルタ」の中心エルブスコ村に構える、フランチャコルタのリーダー的存在のワイナリーです。

現オーナーのマウリッツッィオ・ザネッラ氏の母が、週末の別荘地として土地を購入したのが始まり。当時、ぶどうは植えられておらず、カデルボスコ（森の家）と名づけられました。

1967年からぶどうを植え始め、徐々に栽培面積を増やしいきます。1971年、当時14歳だったマウリッツィオがブルゴーニュでバリックの勉強をしたことをきっかけにワイン造りに目覚め精力的に全体の指揮に努めるようになります。

以来、カデルボスコで造るスプマンテは瓶内二次発酵（シャンパーニュ方式）。バリックもピノネロとシャルドネ用はブルゴーニュから、カベルネ用はボルドーからと現地の流儀にならったフランス式となりました。

博士号をもつ二人の醸造担当者を始め、多数の優秀な人材が揃っています。近代的な設備が整った醸造所は人手をかけるところは、かけてというようなめりはりのある、合理的な設計がされています。非常に作業性の良いカンティーナをつくりあげています。トップキュヴェの「アンナ・マリア・クレメンティ」は名実共に、イタリア屈指の最高級スプマンテとして世界中から絶賛されています。また、国際品種から造られる「マウリッツィオ・ザネッラ」など、最上級ボルドーワインに勝るとも劣らない偉大な赤ワインも高い評価を受けています。