古樹から造られる特別なロッソピチェーノスペリオーレ

ロッソピチェーノの実力派デ アンジェリスが良年だけ造っている特別なロッソ ピチェーノ スペリオーレ「オーロ」です。オッフィーダの古い樹齢の畑のブドウだけで造る、上品な力強さと熟成感を楽しめる別格の味わいをお楽しみ頂けます。

大樽とバリックで15～18ヶ月間熟成。瓶熟を重ねたエレガントな熟成感

カステル ディ ラマとオッフィーダの標高約200～350mの丘陵地に広がる畑のモンテプルチアーノとサンジョヴェーゼから造られます。収穫後10～15日間のマセラシオン、オークの大樽とバリックで15～18ヶ月間熟成させます。ボトリング後、8ヶ月以上の瓶熟成を経てリリースされます。

濃厚なルビー色。サクランボや低木類などを思わせるしっかりとした広がりのある香り。素晴らしい骨格を感じさせるフルボディの味わい。熟した果実やスパイス、バニラなどのニュアンスも感じるバランスの取れたリッチで柔らかな味わいが長く続きます。手の込んだ肉料理や熟成させたチーズなどと一緒にお楽しみください。

時間を忘れて楽しんで欲しいという思いを込めたラベルデザイン

ラベルには針のない時計が描かれています。「時間を忘れてこのワインを楽しんでもらいたい」、と言う造り手の想いが込められています。もっとも古い樹齢の畑の、良年ヴィンテージだけにしか造らない、デアンジェリスとして特別な位置づけのロッソピチェーノスペリオーレ。ゆっくりと味わってください。

「デ アンジェリス」は、マルケ州のコッシニャーノという小さな村に1955年に設立されたワイナリーです。当初はバルク売りしかしていませんでしたが、現オーナーのファウスティ氏が手掛けるようになって以来、品質向上に努め、自分たちでボトリングをするようになります。1985年にカステル ディ ラーマに移り、近代的な醸造設備が整ったカンティーナを建設、より安定した品質のワインの生産に成功し、世界各国に輸出するようになりました。現在は、ファウスティ氏の息子のアリギエロ氏と妻のバルバラさん（エノロゴ）が中心となってワイナリーを運営し、新しいカンティーナも新設。発展を続けています。

標高100m～400mに位置する60haの自社畑はすべてビオロジック認証を取得。それぞれの畑の気候条件に適した品種を巧みに選んで植樹しています。マルケ州の広い地域で造ることができるロッソピチェーノに対して、スペリオーレの認定区域は本当に狭く、ロッソピチェーノの「クリュ」と認識されています。そしてアンジェリスの畑はすべてこのスペリオーレ区域内にあります。サンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノから造られるロッソ ピチェーノや、ペコリーノ、パッセリーナなどの白ブドウ品種によるワインで高く評価を受けるとともに、カベルネ ソーヴィニョンやシャルドネなどの国際品種をブレンドした高品質でコストパフォーマンスに優れた多くのワインを造っています。