カーサ　マスキートは、バジリカータ州のマスキート地区に2000年創立。この地方に伝わる伝統的な方法と現代技術との融合が、この土地の個性をよく表したワインを生みだしています。葡萄栽培は無農薬で行われています。自然派やオーガニックということを目指していたわけではなく、彼らの畑があるエリアは標高が高く非常に良い風が一年中吹いています。

タウラージと並び称される｢南のバローロ｣

イタリアのバジリカータの北部にあるアリアニコ デル ヴルトゥーレ地域。この土地で造られたDOCアリアニコ デル ヴルトゥーレは豊かな果実味と滑らかなタンニンで、カンパニア州のタウラージと並び称される｢南のバローロ｣。ボッタイアは複数の異なる畑の古樹から収穫したアリアニコをブレンドした、タイトな質感ながら味わいの層を感じるエレガントな味わいの格上アリアニコ デル ヴルトゥーレです！

異なる個性のブレンドによる緻密で豊かな味わい

マスキートの所有する様々な個性を持つ複数の畑から高樹齢（50-80年程）のアリアニコ100%使用。石灰粘土や火山性泥灰質などの異なる個性を持ったブドウをブレンドする事で緻密で豊かな味わいに。10月の最終週、完熟したブドウを重点に手摘みで収穫。ステンレスタンクで発酵を行いマセラシオンは15-30日行います。フランス産とオーストリア産のオークと桜の木を混合させた樽で18ヶ月熟成。ボトリング後、最低6ヶ月の瓶熟成を経て出荷されます。

タイトな質感のエレガントな味わい

色はオレンジがかったルビー色。キルシュ、桜の葉や、ヨモギ、クローブなどのほんのりスパイス。トーンが高く華やかで上品な香り。緻密にまとめ上げられた果実味。全体に広がる理想的な酸味とミネラル。シルクのような滑らかなタンニン、タイトな質感ながら味わいの層を感じるエレガントな味わいです。赤身肉のメインディッシュやロースト料理、熟成したチーズと抜群に合います。

カーサ・マスキートは、バジリカータ州ポテンツァ県マスキート地区に2000年に創立されました。オーナーのアントニオ・グリージーは、このマスキートで生まれ育ち、小さな時から祖父と共にブドウ畑の作業を手伝っていました。「マスキートは神によってブドウを育てられる為に造られた場所」とアントニオは言います。

カーサ・マスキートのワインはヴルトゥーレの丘陵地帯、古くは火山溶岩で形成されたミネラルを多く含む粘土質の地質から生まれます。この地方に伝わる伝統的な方法と現代技術との融合が、この土地の個性をよく表したワインを生みだしました。土壌はケイ土を多量に含んだ砂利、砂からなる火山・沖積層。年間1600時間という長い日照時間と年間600ミリという少ない降雨量の自然条件の下、一株一株厳しい剪定を行っています。そのブドウから生まれる彼らのワインにはミネラル感と酸味があり、力強さと長い余韻もあります。