歴史的かつ著名な畑「ヴィーニャ カステル リングバーグ」と「ヴィーニャ カステラーツ」から収穫されたシャルドネとその他の品種をブレンドした、エレナ ヴァルヒのトップキュヴェワインです。この年は『アントニオガッローニ』で94点を獲得しています（2021ヴィンテージ）。これから発表される、他のメジャーワイン専門誌の評価も大いに期待されます。

アルト アディジェのトップ2ヴィンヤードを単独所有

『ジェームス サックリング』の評価でほぼ毎年のように90点以上を獲得している歴史的かつ著名な畑「ヴィーニャ カステラーツ」と「ヴィーニャ カステル リングバーグ」という2つのトップ畑を単独所有する「エレナ ヴァルヒ」が、その両方から収穫されたシャルドネとその他の品種をブレンドして造ったエレナ ヴァルヒのトップキュヴェワインです。

フレッシュ感とアロマティックな長い余韻が特徴

ブレンドした2種のブドウをフレンチバリックにて発酵後、週1回のバトナージュを3ヶ月行います。熟成はフレンチバリックにて10ヶ月、その後6ヶ月の瓶内熟成。パイナップルのようなトロピカルフルーツ、白い花、バラの花びらや軽いトーストがバランスよく香ります。フレッシュなフルーツの味わいがミネラルに支えられた、骨格のしっかりしたクリーミーな口当たりのワインです。15ｰ18年の長期熟成のポテンシャルがあります。白身肉料理、チーズ、味のしっかりしたパスタと良く合います。

ワインガイド評価

『ジェームズサックリング』96点（2020ヴィンテージ）

パイナップル、マンゴーストーン、パパイヤ、スイカズラ、レモンパイ、プラリネ、ガンフリント、塩バターなど複雑なアロマを持つ素晴らしい白。フルボディだが、エレガントでフレッシュ。溶かしバターのような撫でるような感触がある。トロピカルフルーツの層が花や微妙なナッツの香りとともに進化する。すぐに楽しめるが数年の熟成も可能。（2022年7月）

アルト アディジェを代表する女性3人の家族経営のワイナリー

エレナ ヴァルヒは国際的に認められた家族経営のワイナリーです。建築家であったエレナが1980年代にトラミンで長い歴史を持つワイナリーであるヴァルヒ ファミリーに嫁いだことが「エレーナ ヴァルヒ」の始まりです。当時は誰もエレーナがアルト アディジェに大きな変革をもたらすことなど予想だにしませんでした。彼女は品質には一切の妥協を許さないワイン造りを誓いました。

単一畑に焦点

カルダーロ村にある「カステル リングバーグ」とトラミン村の「カステラーツ」を所有し、その秀逸なテロワールを再現。アルト アディジェのワインの品質向上に向けてたゆまない努力を続けています。現在、カルダーロの「ヴィニャ カステル リングベルグ」とトラミン村の「ヴィニャ　カステラーツ」の2つのトップ ヴィンヤードを含む60ヘクタールの栽培面積を所有しています。