ランゲ丘陵のネイヴェ村にて1968年よりワイン生産を行っている"エリオ フィリッピーノ"のDOCバルベーラ ダルバ スーペリオーレ「バルバ チェスコ 」です。優良なクリュであるサン クリストフォロとセッラ カペッリの厳選したバルベーラを使用。アリエ産のバリックで熟成しています。ブラックベリー、カシスや桑の実等の果実香が主体。凝縮した果実味と甘くきめ細かなタンニン分、逞しい骨格と圧倒的なスケール感を持つバルベーラ ダルバ スーペリオーレです！

アリエ産のバリック(新樽比率45-50%)で24ヶ月熟成

ブドウは単一畑サン クリストフォロとセッラ カペッリの畑で育てられた平均樹齢35-40年のバルベーラを使用。9月終盤から10月初旬にブドウを収獲。破砕と除梗して得た果汁を、28℃で12-15日間の醸しを実施して、天然酵母で発酵。16-18度に保たれたセラーにて、アリエ産のバリック(新樽比率45-50%)で24ヶ月熟成。ボトリング後に10ヶ月の瓶熟成を経て出荷しています。

凝縮した果実味、逞しい骨格と圧倒的なスケール感

縁に紫を含む深いルビーレッドの色調。高い粘性を持っています。ブラックベリー、カシスや桑の実等の果実香が主体。リコリスや黒胡椒のスパイス香、ビターチョコや微かにタバコの葉の香りも。凝縮した果実味と甘くきめ細かなタンニン、逞しい骨格と圧倒的なスケール感があります。長い余韻が楽しめる、更なる熟成も期待させるバルベーラ ダルバ スーペリオーレです！

世界遺産の地ランゲ丘陵のタナロ川右岸のネイヴェ村セッラ･カペッリに位置します。1900年代初頭に祖父のエヴァリストが葡萄園を購入し葡萄栽培を始めました。1968年に父ドメニコが自らのワインの生産を開始し、伝統的な手法を尊重した造りを行ってきました。若くして後を継いだ現当主のエリオはその意思と手法を踏襲しながら、これからも継続可能な農法への回帰を図っています。

バルバレスコの優良なクリュとして知られるセッラ･カペッリとサン･クリストフォロに葡萄畑を所有。この地は海洋隆起によってできた泥灰土で石灰質粘土質土壌に一部砂質の素養も加わっています。整枝方法はグィーヨで、栽培にはボルドー液を除き、農薬や除草剤等は使用しません。施肥に関しては一年おきに天然由来のものを使用するなど畑との共生を考え葡萄栽培を行っています。

伝統的な醸造を重視するフィリッピーノでは酵母は天然酵母を使用。大樽を中心とした熟成を行っています。特筆すべきは、同社ではこの地とネッビオーロの真の深さと自分たちのワイン造りの証明としてバルバレスコのリゼルヴァに関して10年、15年とセラーで熟成させたワインもリリースしています。