フリウリ平原で最もブドウ栽培に良いとされている歴史的な銘醸地ゴリツィアに位置する"ヴェルソ"の「カベルネ マッセ パスー」です。樹齢約30年のカベルネフラン100％を使用。セメントタンクで発酵と熟成を実施。果帽をモスト内に沈める「カッペッロ ソンメルソ」と呼ばれる浸漬方法を行っています。ハーブのアロマやスグリ、ブラックベリーやトースト香がかんじられグリーンペッパーの香りが際立ちます。野生の果実、リコリスやコーヒーの風味が感じられます。ミディアムボディの中庸な味わいのカベルネフランです！

"マッセ パスー"はフリウリの方言で「満腹すぎる」の意味

"ヴェルソ"のワインラベルにはこの土地に生息する動物を描き、その動物をイメージしたフリウリ方言を名付けています。ワイン名"マッセ パスー（Masse Pasut）"はフリウリの方言で「満腹すぎる」の意味でイノシシがイメージされています。ワイン自体の質感やイメージは"庭園と森の間"や"晴れた日の活気ある一歩"などが表現されています。

「カペッロ ソンメルソ」と呼ばれる浸漬技法を実施

畑はゴリツィアに位置する、砂利質の基盤の上にある沖積土の土壌で、樹齢約30年のカベルネ フランが育っています。ブドウを9月末に収穫。セメントタンクを使って発酵。発酵時には「カペッロ ソンメルソ」と呼ばれる浸漬技法を行っています。果帽を崩さず、モスト内に沈め液面に浮き上がらなくすることにより、アントシアニン、ポリフェノール、タンニンを抽出します。その後、セメントタンクにて澱と一緒に6ヶ月の熟成を行っています。

ミディアムボディの中庸な味わいのカベルネ

ハーブのアロマやスグリ、ブラックベリーやトースト香やグリーンペッパーの香りが際立ちます。口に含むと野生の果実、甘草やコーヒーの風味が感じられます。ミディアムボディの中庸な味わいのカベルネ フランです！

ヴェルソはフリウリ平原で最も良いとされているゴリツィアエリアの１つに位置しています。その土地の歴史と自然を守るために、イ クリヴィ社の「マリオ ザヌッソ」氏監修の元に生まれました。その高品質のブドウ栽培で歴史的に認められています。そのテロワールの特徴と近くのアドリア海の影響でこの地域は素晴らしい地場品種と国際品種に命を吹き込む事が出来ました。

ヴェルソは「方向」という意味で、空、土壌にブドウの木向かっているイメージを表現しています。サスティナブルな生産に特化しており、あえて機械で収穫することにより夜の作業が可能になったことでブドウを冷やすためのエネルギーを節約することや、ビンも通常ボトルよりも20％軽いものを利用し、1パレットあたりで100kg軽量化、輸送にかかるエネルギーの節約なと品質そして環境に配慮したワイン造りを行っています。