ルディニー

ルディニー家は４０００ヘクタールの広大な土地を所有し、この一族は１６世紀に新たな都市計画として建設されたパキーノの町の創始メンバーです。５００年以上続く由緒正しい家系で、首相を務めたアントニオ ルディニーを輩出した事もあり、地元だけでなくシチリア全土で重要な地位を占めています。

ワイン造りの歴史も長く信頼できるものがあり、ここの地形は緩やかな起伏に富み、海抜４０～５０ｍの穏やかな丘陵が広がっています。土壌はどっしりとした石灰質で特に芳香な赤ワイン造りに適した土地です。

ブドウ造りは周りの４００余もの、小規模な生産者と協力して伝統的な手法を用い、何よりも品質を向上させるために１ヘクタールあたり６０００本もの苗を密に植え、そして収穫期にはブドウを厳しく選別します。栽培しているブドウ品種は地元品種であるグレカニコやネーロ ダーヴォラを筆頭に、シャルドネやカベルネ等の国際品種も植えています。これらのブドウをブレンドさせ新たなワイン造りを目指し、コストパフォーマンスの向上を常に目指しています。