『リアルワインガイド』2019旨安大賞受賞！（2018ヴィンテージ）

「マルセランとはカベルネ ソーヴィニヨンとグルナッシュの交配種らしいが、初めて聞いた。その葡萄を使い、旨安特集ではおなじみのL.G.I社が造るこのワイン。色は漆黒と言ってもよいほど濃い。香も味わいもブルーベリーを中心とした黒果実が中心で、そこにヨーグルトが加わるが飲み心地は至って滑らか。これは美味しい。やや濃いめの液体はジューシーで、どこか品の良さを感じるほど。とてもこの価格とは思えない充実ぶりで、文句なしの大賞です！今飲んで88＋　ポテンシャル89」

フランスワインを専門に海外マーケットに特化して販売を行うLGI社は、1999年、アラン グリニョン氏によってラングドック地方のカルカッソンヌに設立された企業です。大規模な生産者組合でエクスポートマネージャーの経験を持ち、革新的なワインの造り手でもあったアラン氏は、この地のテロワールとブドウの個性を見事に表現し、かつ市場のニーズを上手く捉えた数々のベストセラーワインを生みました。

2013年、アラン・グリニョンの引退に伴い、グザヴィエ・ロジェとセドリック・デュケノワが指揮を執り、グザヴィエがマネージング・ディレクター、セドリックがセールス・ディレクターに就任しました。二人ともLGI社の創業メンバーで、お客様やワインパートナーに対する知識が豊富なため、アランの後を継ぎ、LGI社のワインチームと共にユニークなフランスワインを作り続けています。

ラングドック地方の中心に位置するLGI社は、世界最大のワイン生産地のひとつで仕事をしています。気候、テロワール、ワインパートナーの驚くべき多様性により、伝統的なワイン醸造技術から近代的なワイン醸造技術まで、地元産から国際的なブドウ品種を幅広く提供している、素晴らしいワインラボです。長年にわたり、LGI社のチームは、ガスコーニュ地方からラングドック地方に至るまで、多くの地元のパートナーと強力なパートナーシップを構築しています。

地元や海外の幅広いブドウ品種、気候、テロワールによってほとんどあらゆるスタイルのワインを造ることができ、常にワイン品質と味の一貫性を追求しながら、最終製品がお客様の好みに完全に合うように努めています。このようなパートナーシップにおける大事な部分は、気候変動、ワイン醸造の経験、日常的なアドバイスなど、互いの関心事を理解し、共有することです。生産者の近くにいることが、ワインのボリューム、品質の一貫性を確保し、IFSやBRCといった国際的な品質基準に到達するための鍵になっています。