バルバレスコで8世代続く歴史的生産者「パイティン」のバルバレスコ、ネッビオーロ、ドルチェット、アルネイスを味わう4本セットです！

パイティンは、バルバレスコのネイヴェ村「セッラボエッラ」地区に構える造り手。1642年からこの土地に根付き、特に優良畑として知られる「ソリ パイティン」を始め、2つの優良区画「エルネスティン」と「トゥルン」を所有。それぞれの区画について代々受け継ぎその個性を知り尽くしたパイティンだから生まれる唯一無二の個性を感じさせるワインで高い評価を受けています！

このセットでは、セッラボエッラ地区の自社畑で造られる「バルバレスコ セッラボエッラ」、バローロの銘醸地に似た土壌で育つネッビオーロ100％から造る「ネッビオーロ ダルバ」、優良畑ソリ パイティンのドルチェットで造る「ドルチェット ダルバ ソリ パイティン」、標高の違う畑をブレンドすることで複雑で芳醇な味わいとなる「ロエロ アルネイス ヴィーニャ エリザ」の、赤3本、白1本をお楽しみ頂けます。

バルバレスコ セッラボエッラは、優良区画「エルネスティン」と「トゥルン」をさらに10区画に分けて別々に醸造したワインを最終的にブレンドするという緻密な造りによるバルバレスコ。エレガントさとしっかりとした個性の力強さが共存したワインです。ネッビオーロダルバは、会心の出来となった2014年。収穫前の時期に雨がなく、バランスに優れ、長期熟成ポテンシャルを持つワインとなっています。

ドルチェットダルバは、優良畑ソリパイティンの名前が付く最後のヴィンテージ2017年。飲みやすい果実味、程よいタンニンの飲み心地の良さは秀逸です。そしてパイティン唯一の白、ロエロアルネイスは同じ畑でも標高の異なるブドウをブレンドすることで複雑さを表現。力強さを感じさせるしっかりとした味わいの白ワインになっています。

バルバレスコの土地に根付き、畑の個性を知り尽くすパイティンのこだわりが詰まった4本です。ぜひご堪能下さい！

オススメPOINT

●バルバレスコの歴史的生産者パイティンを味わう赤3本、白1本の4本セット！

●ネッビオーロで造る2本！2つの優良区画をブレンドする「バルバレスコ セッラボエッラ」と、バローロにも似た土壌の畑で造る会心の出来2014年のネッビオーロ ダルバ

●優良畑ソリ パイティンのドルチェットで造る最後の2017年のドルチェット ダルバ、標高の違いを巧みにブレンドした複雑で豊かな味わいのロエロ アルネイス

セット内容

バルバレスコ セッラボエッラ

ネイヴェ村の優良畑「セッラボエッラ」のネッビオーロで造るバルバレスコ。チェリーやラズベリーの果実香にバラ、コショウ、革、ミントの香りが溶け込みます。口に含むと、ミネラルが豊富で味わい深い風味とシルキーなタンニンを感じ、香り同様にエレガントで心地よい余韻が長く続きます。スラヴォニア産大樽で18ヶ月熟成。ネイヴェ村のセッラボエッラは、セッラヴァリアーノ地層とトルトニアーノ地層が混ざる珍しい組み合わせの丘陵地帯。非常に稀な土壌で、この土壌の結合により、長期の熟成が可能になるブドウが造られます。

品種：ネッビオーロ

産地：ピエモンテ

タイプ：赤

ネッビオーロ ダルバ カ ヴェヤ

1500年代から続く区画。カ・ヴェヤはこの土地の方言で「古い家」を意味します。サンタガタの泥灰土とディアーノの沖堆積土壌が混ざる珍しい組み合わせの土壌で、これはモンフォルテからバローロにかけての丘陵地帯にのみ見られます。野苺やミント、バラの花びらの際立った伸びるような力強いアロマ。飲むと骨格がしっかりしたボディと緻密な果実感が感じられます。タンニン質は豊かですが、細やかで現時点でも楽しめるバランスがあります。抜栓翌日には味わいの要素が纏まり、数日かけて楽しめる味わい豊かなネッビオーロです。

品種：ネッビオーロ

産地：ピエモンテ

タイプ：赤

ドルチェット ダルバ ソリ パイティン

ブルーベリー、桑の実エッセンス、緑のニュアンスのアロマ。程よいタンニン、香りの特徴でもある果汁に富んだブルーベリーやグリーンのニュアンスを感じます。ステンレスタンクで発酵、スラヴォニア産オーク樽で6ヶ月熟成。2017年は、最上のソリ パイティンの畑のドルチェットから造られる最後のヴィンテージ。

品種：ドルチェット

産地：ピエモンテ

タイプ：赤

ロエロ アルネイス ヴィーニャ エリザ

除梗破砕した後、横長ステンレスタンクで１２℃で２４時間マセレーション、翌日プレスし、清澄。アルコール発酵はステンレスタンクで１４℃で、選別酵母と共に、３０日間行います。酸とフレッシュ感をキープするためにＭＬＦは行いません。ボトリングまでステンレスタンクでシュールリーを行い、フィルターをかけます。グレープフルーツの涼し気でクリーンなアロマに完熟した白桃のニュアンスが重なります。豊かな果実感と酸、ミネラルの調和が感じられ、イキイキとしたフィニッシュがあります。少しずつ温度を上げていくと香り、味わいともにより豊かな表現を魅せていきます。

品種：アルネイス

産地：ピエモンテ

タイプ：白

19世紀末バルバレスコ黎明期に誕生した歴史的ワイナリー

パイティンの歴史は、1796年にベネデット エリアが、ブドウ畑とカンティーナを持つワイナリーをルイジ ペッリッセーロから購入した時から始まりました。

その後息子のジュゼッペが畑を広げ、15世紀から続く地下のカンティーナを購入、1893年に「ソリ パイティン」のバルバレスコの瓶詰めを始めました。そして1898年にワインの輸出を開始しました。

ワイナリーはセコンド パスクエロ エリアが1965年にシステムを刷新し、新しいカンティーナを設立、新しい畑に植樹を始めました。今日のワイナリーは、セコンド パスクエロと2人の息子ジョヴァンニとシルヴァーノにより運営されています。

現在は17ヘクタールの畑でBarbaresco, Nebbiolo, Arneis, Barbera, Dolcettoを生産しています。パイティンのワインは、しなやかで緻密なボディに隠された、立体感のある凛々しいタンニンです。バルバレスコの歴史に深く寄与したパイティンは、現在も進化し続けています。