「某ワイン漫画」で絶賛されたコストパフォーマンス

ウマニロンキの伝説的赤ワイン、ヨーリオ。「某ワイン漫画」でコストパフォーマンスを絶賛され、ますます人気に拍車がかかった、ロングセラー赤ワイン。魅力はその飲み心地の良さ。モンテプルチアーノならではのチェリーやプラムなどの果実のニュアンスが心地よく、口当たりもまろやか。しっかりとしたタンニンと酸があり、全体のバランスがとれていて、優しい味わいの中に独特の旨味を感じる、抜群の飲み心地を誇ります。

上級ワイン「ペラゴ」と「クマロ」のバリックで熟成

9月下旬から10月上旬にかけて手摘みで収穫。発酵後、半分は大樽で、残りは上級ワインのペラゴとクマロに使用したバリックの旧樽で1年間熟成させます。

「スパイシーでより骨格がしっかりしている」アブルッツォのモンテプルチアーノ

マルケ発祥のウマニロンキが隣のアブルッツォでのワイン造りを始めたのは1980年代。実際に畑を購入したのは2000年でその後、徐々にアブルッツォのモンテプルチアーノの研究と経験を積み重ねています。マルケのモンテプルチアーノが「エレガントでフルーティ」なのに対し、アブルッツォのモンテプルチアーノは「スパイシーでより骨格がしっかりしている」と社長のミケーレさんは語ります。

有機栽培による飲み心地抜群の美味しさ

ヨーリオは、アブルッツォに所有する畑から選別したブドウで造っていますが、実はそれは有機栽培のブドウ。ヨーリオを醸造するカンティーナが有機認定を受けていないため、ワインに有機認証はありませんが、理想的なモンテプルチアーノにするために選び抜いたブドウを使っています。ミケーレさんが自宅でよく飲んでいるのもこのヨーリオ。しっかりとしたストラクチャーのある、飲み心地抜群の美味しさは食事とも好相性です。

いち早く近代的な畑の管理法や新しい醸造法を取り入れたウマニロンキ社

イタリア中部の東海岸、美しい自然に恵まれたマルケ州のリーダー的存在のワイナリーです。設立は1955年、いち早く近代的な畑の管理法やブドウ栽培法、新しい醸造法を取り入れました。地元の品種ヴェルディッキオとモンテプルチアーノの持つポテンシャルの高さを示し、世界中にその名が知られるようになったのはウマニロンキの功績だと言っても過言ではありません。

年間最優秀エノロゴによるスーパーマルケ「ペラゴ」

年間最優秀エノロゴにも輝いたジュセッペ カヴィオラ氏を2002年にコンサルタントに迎え、バリック熟成を取り入れた「レ ブスケ」や「クマロ」、また「スーパー マルケ」と言われる「ペラゴ」など、優れたワインを産み出しています。さらなる品質向上を続けています。

すい星を模した「ウマニ ロンキ」社のロゴ

現在はマルケ州とアブルッツォ州で合計200へクタールのブドウ畑を所有しています。

その内の半分にあたる100ヘクタールに白ブドウのヴェルディッキオ種が植えられています。2004年4月にはオーナー一族のベルネッティ家の紋章から、すい星を模したロゴを発表。幸運のサインとして知られるシューティングスターがウマニロンキのシンボルマークとなりました。

「ワインは飾っておくものではない。身近なものとして楽しむもの」

ウマニロンキのモットーは、「ワインは飾っておくものではない。身近なものとして楽しむもの」。ベーシックラインから上級ラインまで、そのコストパフォーマンスの良さは世界中で人気となっています。『ガンベロ・ロッソ』2012で「カサル ディ セッラ ヴェッキエ ヴィーニェ」が白ワインオブザイヤーに選ばれています。