人々、土地、自然への敬意を払い、伝統的なエトナワインを追求するマリオ パオルーツィ氏がオーナーの"イ クストディ"が造るエトナ ビアンコ「エデス」です。合成化学物質は使用していない畑にてカッリカンテと白ブドウ3品種を混植混醸しています。日照時間も多いことから酸は低く果実味が強く早く楽しめるよう醸造しています。家（ラテン語で"エデス"）の常備ワインとしてもぴったりな、ドライでフレッシュな飲み応えのある味わいのエトナビアンコです。

"エデス(Aedes)はラテン語で"家"や"家庭"の意味

ワイン名の"エデス(Aedes)はラテン語で"家"や"家庭"の意味。イ クストディのワインの本質である、温かさと親しみやすさだけでなく"帰属意識"と"歓迎の気持ち"というエッセンスをワインから伝えたいと考えています。一口飲むたびに、飲む方の心を包み込み、家族のような忘れられない絆が生まれるようなワインを造りたいと思っています。

カリカンテを主体にグレカニコ、カタラット、ミネッラを混植混醸

ブドウは樹齢約10年のカリカンテ60％とその他グレカニコ、カタラット、ミネッラを混植混醸。畑はエトナ北斜面とエトナ東斜面にある標高650mで砂質、火山性でミネラルが豊富な土壌。栽植密度はヘクタールあたり7000本。ブドウは9月後半に手摘みで収穫。慎重に選果された後、木箱に入れられそのままセラーに輸送。20度のステンレスタンクで発酵。同じステンレスタンクで約6ヶ月熟成しています。

ドライでフレッシュな飲み応えのある味わいのエトナビアンコ

輝きのあるやや黄金がかった黄色の色調。ジネストラような黄色い花と柑橘類のふくよか香り。 日照時間も多さからくる果実味の強さとクリーミーな酸味、火山性の土壌から生まれる豊かなミネラル。ドライでフレッシュな飲み応えのある味わいのエトナビアンコです。

イ クストーディは、カターニャ出身のオーナー、マリオ パオルーツィが、2007年に立ち上げたワイナリーです。若くしてエトナ山の赤ワインに心惹かれるものがあったが、醸造家サルヴォ フォーティと出会い、エトナワインへとのめりこんでいきました。エトナ山の北部に赤ブドウ、東部に白ブドウ、合わせて11.8haのブドウ畑を所有しており、栽培はサルヴォ率いる、イ ヴィニエーリの栽培家グループに委ね、醸造もサルヴォがコンサルタントとして関わっています。

イ クストディとは、エトナ山の畑の守り主を指します。

守るとは、土地、伝統を維持し、その土地の人々に対し敬意を払うということです。このような価値観と美しい土地への愛情をもとに、合成化学物質は使用せず、人々、土地、自然への敬意を払うという手法は、何十世紀経った今でも変わっていません。