サルデーニャのテロワールを表現する新進ワイナリー"サラーヤ"のDOCカンノナウ ディ サルデーニャ「インキービ」です。ロマンジャなどで育てられた樹齢20年のカンノナウ100％を使用。マロラクティック発酵を行ってから6ヶ月の熟成を行っています。ラズベリー、レッドチェリーなどの赤い果実の心地良い香り。エレガントな酸とシルキーなタンニンが感じられる、力強くフルーティーなカンノナウです。

島で2番目に大きなワイン生産地"ロマンジャ"

このワインはロマンジャで育てられたカンノナウを一部使用しています。サルデーニャ語でロマンジャは「黄金の場所」を意味し、サルデーニャで最も肥沃で豊かな、歴史的にも社会的にも活気に満ちた地域であることを想起させます。丘陵地帯が多いロマンジャは、ブドウ畑やオリーブ畑で覆われた斜面を和らげながら海に近づいています。肥沃で水利に恵まれたこの土地は、昔から農業が盛んでした。今日では、アルゲーロに次いで島で2番目に大きなワイン生産地となっています。

マロラクティック発酵を行ってから6ヶ月の熟成を実施

サルデーニャ州ロマンジャとオリアストラで栽培されたカンノナウを使用。畑は標高90mの砂質と粘土の土壌。栽植密度はヘクタールあたり5500本です。ブドウを9月の下旬に手摘みで収穫。14日のマセラシオン後に22-28度に設定されたステンレスタンクで発酵。マロラクティック発酵を行ってから、6ヶ月の熟成。ボトリング後に2ヶ月の瓶内熟成を経て出荷しています。

赤い果実が心地よく香る、力強くフルーティーなカンノナウ

ワイン名の「インキービ 」はサルデーニャ語で Esistezza（存在）の意味で、彼らが土地と一体化して生きているという非常に強い感覚を表しています。濃いルビーレッドの色調。ラズベリー、レッドチェリーなどの地中海の赤い果実の心地よい香り、アーモンドの花やスパイスも。エレガントな酸とシルキーなタンニンが感じられます。フレッシュでクリーンなフィニッシュ。力強くフルーティーなカンノナウをお楽しみ下さい。

サラーヤは2019年にサルデーニャ州北部、オリビアの近く、テルティに設立された新しいワイナリー。ぶどう畑は品種ごとに適した場所に所有しており、土壌と気候、品種の特徴を生かしたワイン造りを行っています。醸造においては濾過、清澄、二酸化硫黄などすべてを最低限に抑え、可能な限り使用せず、必要な場合にのみ介入しています。

「Sa Raja」はサルデーニャ語で「サイン、象徴」などの意味を持ち、ラベルに描かれている「山」「海」を表現しています。エノロゴはアンジェロ ガヤでの醸造経験を持つフェデリーコ クルタス氏。彼とチームにより現在7種類のワインを醸造、年間生産本数は18万本程の小規模生産者ですが、年々イタリア国内外での評価が上がってきており、サルデーニャのテロワールを表現する新進ワイナリーとして注目されています。