『ワインスペクテーター2024 TOP100』第4位獲得！

コンチャイトロのオーナーがナパヴァレーの銘醸畑で独自のスタイルで造り上げるフルボディ赤「ファウスト ナパ ヴァレー カベルネ ソーヴィニヨン」です。2021年は『ワインスペクテーター2024 TOP100』で第4位に輝いています！

『ワインスペクテーター2024 TOP100』第4位の受賞コメント

「クインテッサや フラワーズで有名なヒュネーウス家が所有するファウストは、2002年ヴィンテージでデビューした。エステート・ディレクターのジェン・ベロズとワインメーカーのデイヴィッド・ジェリネックは2011年からここで一緒に働いている。この2021年のボトリングは、主にナパ・ヴァレーの南東端に位置するエステートのクームスヴィルの畑から造られている。冷涼で晩熟なクームスヴィルの果実は、ナパのカベルネに背骨と明瞭さを加えるために、より熟した、より前面に出た、ヴァレー上部の果実とブレンドされることが多く、このワインはその典型的な例である。ファウストが所有するクームスヴィルの畑は、21年にオーガニックの認定を受け、ヨントヴィル、オークヴィル、ラザフォード、その他のAVAからの果実とともに、ブレンドの約半分を占めている。3桁の価格で知られるこのカテゴリーにおいて、このワインはナパのカベルネ・ヴァリュー探しに対する明確な答えである。

ガナッシュの香りがカシス、ブラックベリー、スティープしたチェリーを覆う。甘草の根とハンノキのスモークの風味が、果実味が押し寄せるフィニッシュをチェックし、スミレの閃光で締めくくる。今は抵抗しにくいが、このワインはまだまだ発展する。今から2036年までが飲み頃。（2024年5月）」

ナパヴァレーでも屈指の銘畑で育てられたブドウをブレンドして造る濃厚リッチな赤

ラザフォードとクームスヴィルに所有する2つの畑と、山側にある3つの畑のブドウをブレンドし造られます。インクのように濃く、中心はリッチなルビー色。ブラックベリー、ブラックチェリー、熟したラズベリーや紅茶の葉の香り。口に含むとカシスやダークチョコレートの印象。複雑に重なった風味は長い余韻に続きます。

ファウストは、ナパヴァレーに69ヘクタールの畑を所有するワイナリー。もともとはケイマス所有の畑を、サンフランシスコの有名レストラン「オマー カイヤム」のオーナー、ジョージ マーディキアンが1904年に買い取り、土地の力を活かした高品質なワインづくりを夢見て設立。しかしその夢は叶わぬまま、1990年にマーディキアン家から畑を受継いだのがチリ出身のワイン投資家で1960年代にコンチャイトロの経営者として同社を大きく成長させた現オーナーのヒュネーウス夫妻です。

所有しているナパヴァレー ラザフォードにある約69haのブドウ畑は、ミクロクリマや土壌の異なる26の区画に分かれており、区画ごとの丁寧できめ細かい栽培と醸造を行っています。2007年にはオーパス ワンの醸造を任されていたチャールズ トーマスをワインメーカーに迎え、長年の経験に基づく技術を遺憾なく発揮し続けています。