グレーヴェ イン キアンティ地区で37代続く名門ヴィッラ カルチナイア社。37代目当主セバスティアーノ カッポーニ伯爵は伝統的有機栽培と最新の醸造技術を取り入れ、古き良き時代を偲ばせる古典的なキャンティクラシコの味わいを見事に表現しています。

伯爵自身もキャンティクラシコ協会の役職を歴任、エリアをリードする長い歴史と認められた実力を持った生産者です。このセットではカルチナイアのエレガンス溢れるキャンティクラシコ3本を飲み比べでお楽しみ頂けます！

所有するすべての畑のベストなサンジョヴェーゼだけを使用するリゼルヴァ。「完熟した果実感と上質なタンニンの確りとした主張」があり完成度の高さを感じます。スタンダードのキャンティクラシコは「しなやかさとエレガンスが感じられる調和の取れた味わい」に古き良き時代の偲ばせるクラシカルな旨みがあります。ピエガイアは若い樹齢の畑から造られる入門的キャンティクラシコ。心地よい果実味が身上の「純度の高いクラシックな美味しさ」。

古き良き時代を偲ばせる伝統的なスタイルを貫く「ヴィッラ カルチナイア」のキャンティ クラシコ。37代続く伯爵家が造るエレガンス溢れる古典的味わいを飲み比べで是非楽しんでみて下さい！

オススメPOINT

●「完熟果実感と上質なタンニンの確りとした主張」完成度の高いリゼルヴァ！

●「しなやかさとエレガンス！調和の取れた味わい」スタンダードのキャンティクラシコ

●「純度の高いサンジョヴェーゼのクラシックな美味しさ！」ピエガイア

セット内容

キャンティ クラシコ リゼルヴァ

所有するすべての畑のベストなサンジョヴェーゼだけを使用するリゼルヴァ。畑毎に50hlのセメントタンクや大樽で醸造。マセラシオンは12～18日間。クローブやスリーズの香りに、黒胡椒やカカオ。バランスの良い完熟した果実と適度に刺激のある上質なタンニンが感じられます。

品種：サンジョヴェーゼ

産地：トスカーナ

タイプ：赤

キャンティ クラシコ

土壌は礫岩を含む石灰などの混合粘土質です。サンジョヴェーゼの伸びやかな果実味を伝統的な製法で見事に表現しています。チェリーや熟したフルーツの香りが心地良く、しなやかさとエレガンスが感じられる調和の取れた味わいで古き良き時代の偲ばせる伝統的スタイルで果実味とバランスを感じます。

品種：サンジョヴェーゼ、カナイオーロ

産地：トスカーナ

タイプ：赤

キャンティ クラシコ ピエガイア

自社畑の中から樹齢の若い樹や新しい畑などのブドウを使用。メルローを効果的にブレンドし、良質でバランスの良い味わい。特徴：土壌は礫岩を含む石灰などの混合粘土質。発酵温度は約31度以下をキープ。ステンレスタンク、セメントタンクで発酵後、12ヶ月間コンクリートタンクにて熟成。

品種：サンジョヴェーゼ、メルロー

産地：トスカーナ

タイプ：赤

伝統的なスタイルを貫くキャンティ クラシコ

伝統的なスタイルを貫くグレーヴェ イン キアンティの造り手「コンティ カッポーニ ヴィッラ カルチナイア」。歴史ある造り手で、この地方の統治者であったカッポーニ伯爵が、1524年に4つの畑を購入しワイン造りをスタートさせました。カルチナイアはそのうちの一つで、現在まで続く唯一の畑になりました。「アイア」とはトスカーナの方言で場所を指します。「カルチナイア」とは「石灰石が採れる場所」という意味があります。

絹商人として財を成しブドウ畑を購入

カッポーニ家は元々フィレンツェの南にあるオルトラルに住んでいましたが、1215年に書かれたフィレンツェの文献では既にカッポーニ家の記載があります。カッポーニ家は絹の商人として生計を立てており、当時の絹の商人が属す大きな組織を運営していました。絹の商人ながら、組織内でお金を貸付等を行い財を成して行き、1524年にグレーヴェ イン キャンティの土地を取得したのです。

約30ヘクタールの有機認証を受けたブドウ畑

215ヘクタールの所有地のうち、ブドウ畑は27.5ヘクタールを占め、標高230～300メートル。土壌は粘土、泥土、砂、ガレストロ、小石などが混在しており、全体的に石灰分を多く含んでいます。栽培はすべて有機農法で行われており、2014年ヴィンテージからは全てのワインで有機認証を取得しています。

ポッジョディソット、オルネッライアでエノロゴを務めたフェデリコ スタデリーニ氏を招聘

ポッジョディソットでジュリオ ガンベッリと共に働き、オルネッライアのエノロジストを務めたフェデリコ スタデリーニ氏をエノロゴに招聘。香り高く、繊細で優美。そして、ミネラル分が豊富な伝統的なスタイルのサンジョヴェーゼを生み出します。

荘厳なカッポーニ宮で撮影された映画『ハンニバル』

カッポーニ伯爵家が所有するフィレンツェ市内のカッポーニ宮は荘厳で、映画『ハンニバル』の舞台として撮影が行われたことで有名です。原作者トーマス ハリスが、伯爵と昔からの知り合いだったため、建物が作品のイメージにピッタリという理由で依頼。それを伯爵がこころよく承諾したため、実現しました。主演のアンソニー・ホプキンスは撮影滞在中ずっと、カルチナイアのワインを愛飲していたそうです。