際立つミネラルと豊かな酸のティモラッソ

添加物を一切使用しないロンバルディア州パヴィアの自然派「テヌータ フォルナーチェ」がピエモンテの土着品種ティモラッソで造る「ゴッチェ ディ ルーチェ」です。ミネラルと柑橘類を思わせる豊かな酸が楽しめるバランスの取れた白ワインです。

当主の子どもたちが描き溜めた絵を各ワインのイメージに合わせて選出

ラベルには当主アンドレア ロッシ氏の子どもたちが幼少期に描き溜めたチャーミングな絵を、それぞれのワインのイメージに合わせて選んでいます。ラベルに描かれている手の絵は、地中から養分と水分を引き上げるティモラッソの樹の根を人の手に例えたものです。また、収穫されるティモラッソの実が黄金色に輝くことから「ゴッチェ ディ ルーチェ（光の雫）」という名前を冠しました。

ピエモンテ州サンタガタ フォッサーリの自社畑にあるティモラッソから造られます。標高240～280m、北～東向きの畑に育つティモラッソをしっかりとした成熟下敷きに収穫。ステンレスタンクで野生酵母による自然発酵。12ヶ月間澱とともにステンレスタンクで熟成。無清澄、無濾過でボトリング。輝きを持つ濃い麦わ色。しっかりとしたミネラルを感じる香り。味わいにも際立つミネラルがあり柑橘類を思わせる豊かな酸が感じられるバランスの取れた味わいです。

SO2を含む添加物は一切使用しない自然派

テヌータ フォルナーチェ社の創業家のロッシ家は、1823年には既に現在のワイナリー所在地であるロンバルディア州ロヴェスカーラに居住し、ワイン用のブドウ栽培をしていました。現在では、地理的に隣接するピエモンテ州南東エリアでも栽培を行っています。六代目の現当主アンドレア ロッシ氏は、「あるがまま＝自然」のワイン造りにこだわり、ビオディナミ栽培を行うほか、清澄やフィルタリング、酸化防止剤添加や温度管理など人為的介入を行わず、徹底してブドウそのものが生み出すテロワールの表現を大切にしています。

また、アンドレア氏の「生物多様性が、豊かな自然環境（多様な酵母やバクテリア）を生み出し、テロワールを表現するワインに結びつく」という考えのもと、自然環境を保護する活動を行っており、ブドウ畑には133種の蝶や88種の鳥を始め、多種多様の虫や植物が確認されています。

2022年からは、Agricoltori：農家、Artigiani：職人、Artisti：芸術家の頭文字を取って名付けられた、自然派ワインの造り手の国際的な組合、「トリプルA」に加わり、高品質な自然派ワインを造り続けています。ラベルにはアンドレア氏の子どもたちが幼い頃に描き溜めたチャーミングな絵を、それぞれのワインのイメージに合わせて選んでいます。