アルト アディジェで代々続く歴史的家族経営ワイナリー「フランツ ハース」を味わう赤白3本セットです！

フランツ ハースは8世代続く一族で、1880年に4代目が創業。代々、長男に「フランツ」と名付ける伝統を持ち、常に当主がフランツ ハースと名乗る珍しい家族です。現在のスタイルを築いたのが先代の7代目フランツ。温暖化の影響を早くから認識し、エレガントなピノネロを造るためには高い標高の場所に畑を持つ必要性をいち早く認識し、DOCとしては認められていなかった500mを超える土地に畑を取得していきました。その実績が認められ、ついにはDOCの規定も改定。現在、唯一無二のピノネロの造り手として称賛されています。

このセットでは、フランツハースのベーシックキュヴェのピノネロと、瑞々しい果実味が楽しめるソフィーシリーズの赤と白をお楽しみ頂けます。

ピノネロは、複数の畑のピノネロをブレンドして造る、エレガントでチャーミングな味わいの赤。しっかりとした酸と豊かな果実味が特徴で、肉料理にも魚料理にも合わせられます。まろやかで魅力的な美味しさが口いっぱいに広がります。

「ソフィー スキアーヴァ」は土着品種スキアーヴァの個性が表現された涼しげな色合いと軽やかでスムーズな飲み心地の赤。「ソフィー ミュラー トゥルガウ」は、デリケートな品種の個性が生かされた、フレッシュで親しみやすい味わいの白。どちらもスイスイと喉を落ちていく飲み心地の良さが魅力です。

フランツ ハースは全てのワインがスクリューキャップであるのもポイント。様々な実験と検証を繰り返した結果、品質全体を保証するにはスクリューキャップがより優れている、という結論に。

最良のワインを求め続けるフランツハースの世界をぜひお楽しみください！

オススメPOINT

●アルト アディジェでいち早く高い標高の畑を取得！唯一無二のピノネロの造り手として称賛されるフランツハース3本セット

●複数の畑のブレンドで造るチャーミングでエレガントな味わい「ピノネロ」

●瑞々しい果実味の飲み心地抜群のソフィーシリーズ！「スキアーヴァ」＆「ミュラー トゥルガウ」

セット内容

アルト アディジェ ピノ ネーロ

フランツが最も心血を注いでいるのがこのピノネロ。しっかりと品種の個性と地域特性を反映したピノネーロを栽培することの困難さを考えうとまさに数少ない成功例と言えます。ラズベリーやイチゴなどベリー系の香りにマラスキーノ・チェリーなど様々な果実香、アーモンドの核や醗酵バターをイメージさせる香りも感じ取れます。黒胡椒をイメージさせるスパイス香もあり、完熟した果実を頬張ったような味わい。しっかりとした伸びのある酸味と滑らかで甘いタンニン分が口いっぱいに広がります。

品種：ピノ ネロ

産地：トレンティーノ アルト アディジェ

タイプ：赤

ソフィー スキアーヴァ ヴィニェティ デッレ ドロミティ

愛娘ソフィアの名を冠したこのワインは夏に温度１４℃位まで下げて楽しむのに最適。ハースらしい果実の凝縮感の高さを持ちながらも、本来この葡萄の品種の特徴である、サクランボやアマレーナなどのチャーミングな香りを楽しめる。

品種：スキアーヴァ

産地：トレンティーノ アルト アディジェ

タイプ：赤

ソフィー ミュラートゥルガウ ヴィニィート デッレ ドロミティ

トレンティーノ アルト アディジェにて1880年からエステートワインの製造を開始した先駆者フランツ ハースのIGTヴィニェーティ デッレ ドロミティ「ソフィー ミュラートゥルガウ」です。フランツ ハースの愛娘ソフィーアの名を冠したこのワインはアルトアディジェの畑とトレントィーノの畑の双方から収穫したミュラー トゥルガウ100％を醸造。果実味を前面に感じる親しみやすい味わいの白ワインに仕上がっています。

品種：ミュラー トゥルガウ100％

産地：トレンティーノ アルト アディジェ

タイプ：白

フランツ ハースは、歴史的に生産者協同組合が主流のトレンティーノ アルト アディジェ州において1880年からエステートワインの製造を開始したワイナリーです。代々、長男がフランツ ハースの名を継承するという伝統を持つハース家ですが、ワイナリーとして飛躍させたのが先代の7代目フランツ ハース氏です。

温暖化の影響を早くから認識し、ピノネーロのためにより標高の高い畑を購入

現在40haの自社畑と20haの賃貸の畑でブドウを栽培。1980年代には既に多産型のペルゴラから収量の管理を行いやすいグイヨに変更するなど、ブドウ品質の向上に早くから取り組んできました。近年の温暖化に対応すべく、ピノ ネーロの栽培の為に冷涼な気候を求め、より標高の高い場所に新たな畑を順次購入。最近購入したアルディーノの畑は現在のDOC規定では認められていない標高1,150m。先を見据えた対策を行っています。点在する畑の土壌はこの地らしく班岩や石灰岩が複雑に入り組む粘土質で複雑に入り組んでいます。場所によって砂質の含有する比率も大きく異なり、多品種の栽培を可能にしています。

品種個性の尊重と畑での仕事をワインに反映させることに重きを置き、近代的な醸造設備を活用。酵母は一部の白ワインを除き天然酵母を選択。赤ワインの発酵にはすべて開放槽を使用しています。長きにわたって一緒に造り上げてきたスタッフの力により細分化した醸造や分析が下支えし、酒質の安定に寄与しています。

全てのワインをスクリューキャップに変更

約20年もの間、フランツハースは天然コルクの使用について検証を続けてました。今のコルクは過去の品質を担保しておらず少なからず消費者に真の姿を届けていない状況に陥っていると感じ、今後も世界的な瓶詰ワインの増加に対し、コルクの成長の遅さを鑑みて、96年以降、世界中の優良生産者と情報の交換しクロスヴィンテージで幾多の実験と試飲を繰り返してきました。その結果の変質要因の排除を最重視し、すべてのワインでフランス・スティルヴァン社のスクリュー・キャップへの変更を選択しています。

トレント出身の画家リッカルド シュヴァイツァーによるアートラベルを採用

フランツハースのラベルは、メッツァーノ（トレント）出身の現代画家で7代目フランツ氏の友人だったリッカルド シュヴァイツァー（Riccardo Schweizer 1925-2004）によるもの。シュヴァイツァーはピカソやシャガールなど偉大な芸術家達とともに過ごし、彼らからも大きな影響を受けたアーティストです。フランツハースはこのようなアートをラベルに取り入れた先駆け的存在です。