この地のテロワールを表現した究極のピノ ノワール！

厳選された高地区画の古樹で造る少量生産「セレクションライン」

1893年創設、アルトアディジェに拠点を構えるイタリア最古の協同組合「アンドリアーノ」。名門テルラーノと提携し、飛躍的な品質向上を遂げる協同組合です。ピノ ノワール リゼルヴァ「アンラー」は、この地における究極系を表現したセレクションラインの赤ワインです。森の果実やサクランボの魅力的なアロマを伴う複雑味のある果実の香り、甘いスパイスや茶葉にほのかに燻製のニュアンスも感じます。濃密感のある味わいで、イキイキとした酸がまろやかできめ細かいタンニンと完璧にバランスがとれています。

石灰質土壌、標高470メートルのピンツァーノ畑。発酵はステンレスタンクで行い、バリックでマロラクティック発酵と熟成を行っています。余韻が長く持続するワインで、熟成によってその真価が発揮されます。

「この価格でこの品質は絶対に見つけられない」

セレクションラインの最上級ピノ ノワール

2025年11月、ジュリア スプリングス氏にお話を聞きました。

「アンドリアーノの最上級ピノ ノワールです。アンラーとは、アンドリアーノとラリティ（テルラーノの最上級ラインの名）を掛け合わせた名前です。畑は1ヘクタールの小区画で、1ヘクタールあたり8000本の密植度で非常に低収量に抑えています。平均樹齢は35年。バリック100％、うち3分の1を新樽で熟成しています。

先日、パリの三つ星レストランのシェフと話す機会がありました。欲しいワインは何でもリストに載せられる店ですが、そのシェフが私たちの料理とアンドリアーノのアンラーを合わせたいと言ってこられたんです。この価格でこの品質は絶対に見つけられない、とも言ってくださいました。」

2025年11月に2022ヴィンテージを試飲しました。ルビー色。赤いベリー系果実、スパイス、土のニュアンスを伴う複雑でエレガントな香り。非常にエレガントで複雑な味わい。タンニンは心地よく、優美さと厚みのある風味が見事に溶け合っている印象です。

名門テルラーノと協働で飛躍的に品質向上を遂げる歴史的協同組合

アンドリアーノは、アルト アディジェ州南部に位置する、1893年設立の協同組合ワイナリー。2008年より、同地域の名門テルラーノと提携し、醸造技術と品質の面で飛躍的に向上し、注目を集める造り手です。

東向き斜面が育む、繊細かつピュアな味わい

畑は東向き斜面にあり、日照時間が短く気温も比較的低いため、冷涼な気候がブドウの酸を保ち、香りを引き出すのに適しています。土壌は主に石灰岩とドロマイトから構成されており、ミネラル感に富んでいます。

特にピノ ノワールとシャルドネは、繊細で気品あふれるワインとして高い評価を得ています。まだテルラーノと比べて知名度は低いものの、生産量は限定的で、価格帯も抑えられており、品質に対してコストパフォーマンスの高いワインを生み出しています。