『ルカマローニ』99点獲得！リッチで丸みのある口当たり！熟した果実の力強く複雑なアロマ

バローロ、バルバレスコで絶対的な名声を誇るロベルトサロットが、優れたヴィンテージにのみリリースする、カベルネとネッビオーロのバリック熟成のフルボディ「エンリコ プリモ」。2016年ヴィンテージから6年連続で『ルカマローニ』で99点を獲得しています！『ルカマローニ2018』では僅か1ヘクタールの畑で造る最古樹の極少バルベーラ「エレーナ」、樽熟成シャルドネ「プーロ シャルドネ」2015、と1483軒の生産者の内、唯一3つのキュヴェで99点を獲得するという快挙も成し遂げています！

「ロベルトサロットは卓越している。ピエモンテの宝石だ」

『ルカマローニ』2018

ロベルトサロットはピエモンテの宝石だ。分析上も官能検査上も卓越している。

偉大なレチョートアマローネの粘性と力強さと甘さと手つかずの純粋さを持つネッビオーロ

まず最初に、彼らの最高のワインである、ピュアなクロイチゴやマラスカのクリームのバルベーラ ダルバ エレナ ラ ルーナ2015。この品種の強い香り、気高い甘みのある最高の凝縮感と魅力、ふくらみのあるスパイシーさ。さらに、太陽によって乾燥されたエンリコ プリモ2016は、偉大なレチョートアマローネの粘性と力強さと甘さと手つかずの純粋さを持つネッビオーロだ。そしてイタリア最高の白ワインのプーロ シャルドネ2015。ブドウ、バナナ、花などの濃密なクリーム、醸造的により純粋な甘さと魅力が果実とオークからもたらされている。

優れたヴィンテージにのみ、数量限定生産

造り手のロベルト サロットの長男、エンリコの誕生を記念して1993年から造られている特別なワインです。優れたヴィンテージにのみ、数量限定で生産されます。エンリコに使うブドウは、僅か1.5ヘクタールの区画で、標高350～400メートル、石灰岩とマールが混ざる土壌です。

熟した赤い果実のアロマ、力強いボディ

ブドウの仕立てはグイヨ、植密度は1ヘクタール当たり約6000本で、例年10月初旬に収穫を行います。発酵前に低温マセラシオンを行った後、約10日間のアルコール醗酵、最初にステンレスタンクで2ヶ月、その後バリック樽に移し18ヶ月樽熟成を行います。その後ステンレスタンクに戻し6ヶ月間休ませた後、さらにボトリング後、6ヶ月瓶熟をさせます。非常にしっかりとした骨格があり、長期熟成に耐えるパワーを備えています。熟した赤い果実のアロマにスパイシーな要素があり、力強いボディで飲み応えがあります。

サロット家の歴史は、18世紀末に近隣のバルバレスコ村で生まれたジュゼッペがネヴィーリエに移り住んだことからはじまります。当初はドルチェットの生産を専門に行なって、20世紀初頭にはバルクでイギリスへ輸出していました。戦争やフィロキセラ禍などを経て、その後、現当主のロベルトが醸造学校を卒業する1980年代の初頭まで、葡萄は業者に売っており、自家栽培の葡萄は1991年からすべて自身のところで醸造するようになりました。同じ年に、バローロに20haの畑を購入し、生産をスタート。

ロベルトはワインスクールを卒業後、父を手伝ってきましたがその後、ピエモンテにある年間の生産量が6,500万本にもなる大規模な醸造所の醸造長として手腕を発揮。同時にガヴィにある醸造所のワインメーカーとしても活躍しました。現在では、それらの職は辞し、親しい6名のメンバーと共同経営で運営する醸造所のワインメーカーとして、また、彼自身の畑をバローロやバルバレスコ、ガヴィに所有し、質の高いワイン造りを行なっています。

また、ロベルトはワインに含まれる200種類ほどある化学成分の専門家でもあります。最優先に注意を払うのは葡萄畑です。なぜなら良いワインは畑で生まれ、セラーで育つと考えているからです。所有する畑は50ha、バローロ、バルバレスコ、ネヴィーリエ、ガヴィといったピエモンテ最高のワインが生まれるエリアに広がっています。機械化によって若干は変わりましたが、基本的には伝統的な方法で葡萄を育てています。自然の生態系を守りながら化学的なものを減らしていくことで、いつか化学的なものがゼロにしていければと考えています。

質の高い、１本１本に情熱を注ぐワイン造りを行っており、年々その評価を高めています。