スロヴェニア国境近くのコッリ オリエンターリ デル フリウリに位置し、フリウリ最高傑作の赤「サクリサッシ ロッソ」を生み出す自然派レ ドゥエ テッレのコッリ オリエンターリ デル フリウリ「サクリサッシ ビアンコ」です。ブドウはフリウラーノ、リボッラ ジャッラを使用。セメントタンクで7日間マセレーション。フレンチオーク樽で20ヶ月熟成しています。カモミールや生姜、洋梨などの香り。ストラクチャーのキメ細かい質感。厚みのある果実味と酸味がしっかりした味わいです。

イタリア現代白ワインの聖地コッリオ

コッリオは「イタリアの現代白ワインの聖地」と呼ばれ、コッリオ周辺の土壌は古代の海底に由来、ポンカとよばれる泥灰土と砂岩が混じる柔らかな石灰質です。この州は個性ある土着品種の宝庫でもあり、白はフリウラーノ、リボッラ ジャッラ、ピコリット、ヴィトフスカ、赤はレフォスコ、スキオペッティーノなどが中でも重要なブドウとして知られています。

7日間マセレーション後にフレンチオーク樽で20ヶ月熟成

ブドウはフリウラーノ70%、リボッラジャッラ30%を使用。畑は標高130-150ｍの南西向きで泥灰土の土壌。収獲したブドウをセメントタンクで7日間マセレーション。フレンチオーク樽で20ヶ月熟成しています。

厚みのある果実味としっかりした酸味

ワイン名のサクリサッシ（Sacrisassi）は「聖なる石」の意味。ワイナリーの場所にかつて古い教会があったことにちなんで命名されました。フリウリを代表するフリウラーノとリボッラジャッラで、土地とその年の気候を表現しています。短期間のマセレーションにより香りと果実味に厚みがあり、柔らかな口当たりです。輝きのあるゴールドの色調。カモミール、生姜、洋梨、ラベンダー石鹸、サンブーカの香り。酸味がかっちりした味わいでストラクチャーのキメ細かい質感です。

「2つの土壌」という名の「レ ドゥエ テッレ」

レ ドゥエ テッレは、フラヴィオ バジリカータ氏と妻のシルヴァーナ フォルテが二人で運営する家族経営のワイナリーです。スロヴェニア国境近くのコッリ オリエンターリ デル フリウリにあるプレポット村に位置し、わずか4.5ヘクタールの小さなブドウ園を所有しています。畑は2ヶ所あり、それぞれ土壌が違う泥灰土と粘土質で、ドメーヌ名の「ドゥエ テッレ」は「2種類の土壌」を意味している。

長年の経験から村のテロワールを熟知した伝統的手法、自然なワイン造りの信奉者

フラヴィオ氏は大学でブドウ栽培を学び、1984年にワイナリーを創業する以前には15～20年間この地域で栽培・醸造コンサルタントとして働いていた。長年の経験から村のテロワールを熟知しており、自分流の流儀を貫き、人から影響を受けることがない。タフガイで頑固。伝統的手法、自然なワイン造りの信奉者です

フリウリの最高傑作の赤「サクリサッシ ロッソ」と素晴らしい白「サクリサッシビアンコ」

フリウリの最高傑作の赤ワインと呼ばれるサクリサッシ ロッソや豊かで濃厚な味わいでかつ繊細さも兼ね備えるサクリサッシ ビアンコという素晴らしいワインのほか、単一品種のメルロとピノ ネロを造っています。栽培はビオロジックを採用、泥灰土と粘土質で、収穫されたブドウは空気圧式プレス機で全房圧搾後、白はオーク樽（225、500リットル）、赤はステンレスタンク、コンクリートタンクで醗酵を行います。白の熟成は225リットルのボルドー バリック、500リットルのトノー樽、赤の熟成は225リットルのボルドー バリックで行われます。