『ガンベロロッソ2024』最高賞トレビッキエリ獲得！

パ ドゼ リゼルヴァ 33は良年のみボトリングされる特別なキュヴェ。フェルゲッティーナの「サテン」、「ミッレディ」、「エクストラブリュット」の異なる3つのシャルドネ100％キュヴェを33%ずつブレンドさせことから名前が付けられています。栽培するブドウは自社畑のブドウのみ。シャンパーニュでいう所の「R.M」。フランチャコルタを知り尽くした「職人」ロベルト ガッティ氏が自社ブドウのみを使用し匠の技で造り出す、フランチャコルタの最高峰の品質を持っています。

最高峰ヴィンテージシャンパーニュと何ら遜色ないレベルで熟成し出荷

「パ ドゼ リゼルヴァ 33」は77ヶ月もの瓶内二次熟成期間を経てリリースされる特別キュヴェです。瓶熟が長いフェルゲッティーナ社でも77ヶ月は特別で、プレステージレベルの最高峰ヴィンテージシャンパーニュと何ら遜色ないレベルで熟成し出荷されます。

フェルゲッティーナ社では搾り終えた果汁は各区画に分けて醗酵、個別で60回程醗酵が行われます。その後全てのタンクを試飲し、どの区画をどのワインにするか選別します。その時に重要になるのが「酸とミネラルの美しさ、そして持続性」です。

その後は瓶内2次醗酵に移りますが、フェルゲッティーナのもう1つの魅力である熟成美がここから生まれます。通常のブリュットでは、フランチャコルタの規定の18ヶ月に対し24ヶ月と長く、特にエクストラ ブリュットに関しては、規定の36ヶ月に対し72ヶ月という、倍の年月を熟成させています。これは単に長くしたのではなく、様々な熟成期間を試した上で、一番良い品質を見極めたそうです。しかし品質を追い求めるとはいえ、経営面のことを考えると、そのこだわりには脱帽します。

時が育む、熟成というワイン美

まさに採算や効率を排除した品質への追求、そして「時が育む、熟成というワイン美」に拘り抜いたフェルゲッティーナ社ならではのポリシーが十分に感じられる最高峰のヴィンテージフランチャコルタです！

特別なひと時に飲んでもらいたいフランチャコルタ

黄金に輝き、繊細ながら持続性のある美しい泡。熟成による深く濃密な味わい。グラスに注げば、完熟フルーツやハーブのエレガントな香りに包まれます。特別なひと時に飲んでもらいたいフランチャコルタです。

フランチャコルタを知り尽くした職人が匠の技で造り出すフランチャコルタの最高峰

フランチャコルタのベテラン職人が自身で立ち上げたワイナリー。

1991年創立と比較的新しいワイナリーです。

元ベッラヴィスタの醸造長ロベルトガッティ氏が造る

「ベッラヴィスタ」で20年間、長きに渡り栽培・醸造責任者を務め、

その名声を確立した立役者といわれるロベルト ガッティ氏の情熱の下、わずか5ヘクタールの畑からスタートしました。

『ガンベロ ロッソ』でいきなり最高賞トレビッキエリ＆ベストフランチャコルタ

ロベルト氏の哲学である「エレガンスとフィネス」が最大限に表現された素晴らしい味わいは、創立後間もない時期より評判となり、1997年の「サテン」が『ガンベロ　ロッソ』でいきなり最高賞トレビッキエリ（1999年でも再度獲得）。さらに、「3グラスのフランチャコルタの中で一番素晴らしい」「ベスト・バイ・フランチャコルタ」と評価されるなど、注目を浴びるまでになりました。

自社ブドウの元詰による小規模・家族経営のフランチャコルタ

「カ デル ボスコ」、「ベッラヴィスタ」などが他業種からビジネスとしてワイナリーを興し、名声を得たのに対し、フェルゲッティーナは地元の人間が興した小規模の家族経営の蔵といえます。全て自分の手の届く範囲でつくりあげます。わずか5haの畑からスタートしたフェルゲッティーナは、瞬く間に成長を遂げました。

フランチャコルタの名声を築き上げた職人

ロベルト氏は無口で働き者で、「頑固職人」を絵に描いたような性格です。生まれも育ちもフランチャコルタ、そして仕事もフランチャコルタという根っからの地元人。23歳で、著名なフランチャコルタの生産者「ベッラヴィスタ」で醸造・栽培の責任者に抜擢され、家族でベッラヴィスタに住み込みながら、およそ20年間、その高い品質と名声を築き、そして支えてきた経歴を誇ります。

フランチャコルタ地区の礎を築いたロベルト氏

フランチャコルタ歴は40年を超える長い経験になり、フランチャコルタというワイン自体の、瓶内2次醗酵を始めてからの経験・歴史がそれ程ない頃から、彼は、自身の経験と勘、そして自分の舌を信じてここまできました。自社のワイナリーだけでなく、フランチャコルタ地区の礎を築いたともいえる人物です。

贅沢極まりない選別・独自の熟成美

フェルゲッティーナのフランチャコルタの最大の特徴の1つ、「限りなく上品で繊細、澄み切った」味わい。これにもちゃんとした理由がありました。まず、フェルゲッティーナではフランチャコルタに使用するブドウは、樹齢が10年以下の樹から収穫された房は使用しません。そして収穫されたブドウのうち、半分、つまり50％のブドウは、何と他の生産者に売却してしまいます。

搾る果汁はブドウの僅か35％のみ！

次に驚きなのが、圧搾。イタリアに2台しかないという「マルモニエ」という圧搾機を使用します。この圧搾機を使う利点は、優しくブドウを搾ることができ、実の嫌な部分を抽出することなく、きれいな果汁を搾れます。

しかしそれだけではありません。フェルゲッティーナで搾る果汁は、ブドウの僅か35％のみ！フランチャコルタの規定では65％まで搾ることが認められているのですが、こんな贅沢な搾り方は他で聞いたことがありません。

口コミで高まる人気。有名レストランのお気に入りに

彼らの造るワインの素晴らしさが口コミで広がり、特にオリジナリティや差別化を求めるイタリア国内のこだわりレストランが、フェルゲッティーナのフランチャコルタの取り扱いを求めて注文が殺到しています。

ミシュラン3ツ星の「ダル ペスカトーレ」や、2ツ星の「ダ ヴィットリオ」をはじめとした著名なレストランで愛されています。最近ではその素晴らしさが日本の愛好家の間でも認知されはじめてきました。