フランチャコルタエリアの中心地、カリーノに位置する"カステル ファーリア"の「モノグラム フランチャコルタ ドサージュ ゼロ」です。シャルドネとピノ ネロをブレンド。ノンドサージュの仕上げでボトリングしています。レモン、アプリコット、熟したリンゴなどの香りや、長期瓶内熟成によるブリオッシュなどの香りも。きめ細かくクリーミーな口当たりと長い余韻。ドライで、エレガントかつ複雑さが感じられるノンドサージュのフランチャコルタです！

ワイナリーの100年の歴史を持つ段々畑

畑は大陸性気候と穏やかな地中海性気候が交差する、最適な日当たりの丘陵地にあります。ワイナリーにて100年の歴史を持つ段々畑で標高300mの南向きにある、石がちなモレーン土壌。シャルドネをメインに一部ピノ ネロを使用。栽培はコルドン仕立て、列の間に草を生やし害虫を管理。植密度は1ヘクタール辺り4800本です。

瓶内熟成は最低36ヶ月実施

ブドウを8月後半に手摘みで収穫。直接圧搾でブドウを優しくプレス。一番搾り果汁のみをフランチャコルタに使用。ステンレスタンクにて14-16度で発酵。翌春にブレンドを確定し、メトード クラッシコによる最低36ヶ月の瓶内二次発酵。糖分は加えていないノンドサージュの仕上げでボトリングしています。

きめ細かくクリーミーな口当たりと長い余韻

中程度のレモンカラーの色調。きめ細かくクリーミーな泡立ち。レモン、アプリコット、熟したリンゴ、白い花、洋梨の香り。ドサージュなしによる果実のフレッシュさが前面に出つつ36ヶ月以上の澱熟成によるブリオッシュとビスケット、パン生地の香りが調和しています。味わいはドライで、エレガントかつ複雑さが感じられます。きめ細かくクリーミーな口当たりと長い余韻に繋がります。

カステル ファーリアは1928年創業以来数々の受賞暦を誇るランブルスコの有名な生産者カビッキオーリ社が1990年代初頭に設立したワイナリーです。フランチャコルタエリアの中心地、カッツァーゴ サン マルティーノ（コムーネ）のカリーノに位置しています。社名は城の昔の所有者ファーリアに由来します。「テロワールを最大限に表現したフランチャコルタを作る」という哲学のもと、濃密さとフレッシュ感の調和、また、個性と心地よさのと調和の探究を絶えず行い、全てのワイン造りのステップにおいて細心の注意を払って自身のスタイルを作り上げています。

所有する畑は標高300m、絶好の日当たりと石の多い土壌のモレーン（氷堆石）の丘に約17haの規模で、フランチャコルタの品種として認められるシャルドネ、ピノビアンコ、ピノネロを栽培しています。このエリアは大陸性気候と地中海性気候に交互にさらされ、夏に引き起こされる急激な温度変化でしばしば雹も降りますが、微気候があり、そのおかげで他には見られないような環境がつくられ、すばらしいブドウが育ちます。栽培においては、畑のエコシステムを大事にしており、ブドウが持つ自然なアロマの特性を守っています。

ブドウのセレクションはカステル ファーリアにとって基本となる重要なもので、広大な畑からではなく、異なる様々なアロマの特性を持つブドウが育つよう手入れされた美しい庭園のような小さな区画から集められます。収穫は全て手摘みで行い、小さなカゴに入れて搬送します。その後に選別をして、ソフトな圧搾を行います。フランチャコルタには非常に優しくプレスされた一番搾り果汁のみを使用し、複雑さ、香り、ボディ、フィネス、強さ、密度などの完璧なバランスで造られています。ボトルを数年間熟成させるための地下部分は、夏でも低い室温に保たれた最適な条件を確保し、四季を通じて気温の変動が避けられています。