イタリア白ワイン評価誌総合得点ランキング第2位の実績！

フラスカーティの改革者として知られる「カステル デ パオリス」がヴィオニエの素晴らしさを表現するためにフラスカーティの名前を外してIGTとしてリリースする偉大な白「ドンナ アドリアーナ」。前2020ヴィンテージが、『ガンベロロッソ2023』でトレビッキエリ、『ビベンダ2023』で5グラッポリ、『ヴィタエ2023』で4ヴィーティなど、最高賞を次々と獲得し、2023年版のイタリア評価誌白ワイン総合得点ランキングの第2位に輝いています！2019ヴィンテージの第7位に続き、2年連続でトップ10の評価を受けました！

ヴィオニエのポテンシャルの高さを証明

ミラノ大学教授のアッティリオ シェンツァ氏とともに実験を重ねた結果、この土地でヴィオニエが素晴らしいブドウを造ることを発見します。伝統品種にヴィオニエを一部ブレンドしてフラスカーティとしてリリースしていましたが、ヴィオニエのポテンシャルの高さを証明するべき、比率を80％にまで高め、新しくラツィオIGTとして造っています。

9月下旬に収穫、醸造はステンレスタンクのみで6ヶ月間シュールリー。熟した果実やハーブのアロマからふくよかで濃密で複雑味あふれる味わいへ。さらに伸びのある酸とミネラルが調和し、旨みあふれる美味しさに包まれていきます。

カステル デパオリスはラツィオの政治家だったジュリオ サンタレッリ氏がフラスカーティ地区内のグロッタ フェッラータに1985年に立ち上げたワイナリーです。ミラノ大学のアッティリオシェンツァ教授とともに、祖父の代から所有していた畑の土壌の研究を始め、この土地に最適なブドウ品種の選定に取り組みました。

従来、この地区では多産型で質より量のワイン生産が主流。カステル デ パオリスは当初より品質の高いワイン造りを目指し、収量を抑え、高い密植度で栽培を行うことで果実味豊かで凝縮感のあるワインを造りあげました。伝統品種だけでなく、適した国際品種にも取り組み、実験と研究によって白のヴィオニエと赤のシラーが最適であることがわかり、この2品種を生かした新しいスタイルのワインでも成功を収めました。

エノロゴにはフランコベルナベイ、カルロコリーノと著名エノロゴを起用してきましたが、現在は長年カンティーナで働きラツィオ醸造家組合の主席を務めるファブリツォボーノ氏が手掛けていて、酒質が安定。高い評価を得ています。また、「ワインの中には芸術がある」と考えるジュリオ氏はラベルデザインにも芸術性を持たせたいと、画家のマストロヤンニ氏に依頼。印象的なオリジナルデザインがカステル デ パオリスのワインを引き立てています。