イタリアのピエモンテ州、アルト モンフェッラートの丘の上に位置し、1950年代初期に設立されたカ ビアンカのDOCGアスティ スプマンテです。石灰質の粘土土壌で育てられた良質な骨格を持つモスカート100％を使用。特殊なスチールタンク（オートクレーブ）でゆっくりと発酵しています。エレガントなマスカットの香りにアプリコットやセージ、蜂蜜を思わせる香り。ブドウのフレッシュさと甘みが調和した味わい。余韻には爽やかなフルーティーさが残ります。アルコール度数は7.5%と低めの甘口スパークリングワイン、アスティ スプマンテです。

石灰質の粘土土壌から生まれる、良質な骨格と非常に興味深い香り

モンフェッラート地域は昔から、その自然環境とモスカートの樹とが相乗効果を生み、ユニークで比類のない製品を生み出してきました。そのような環境下でカ ビアンカのアスティ スプマンテは誕生。ドメーヌが位置する地域の石灰質の粘土土壌のおかげで、良質な骨格と非常に興味深い香りのニュアンスを持つワインが出来上がります。

アルコール度数とバランスのとれた自然な残留糖分

標高360mの南西向きで、石灰質の粘土土壌の畑から収穫されたモスカート ビアンコ100%を使用。ブドウは8月の後半10日間に手摘みで収穫。15kgの木枠に入れたブドウはセラーに運ばれ、できるだけ早くソフトに破砕。得られたモストは注意深く清澄されます。その後低温（-2℃）の冷蔵タンクで貯蔵。特殊なスチールタンク（オートクレーブ）に移され、温度管理された中でゆっくりと発酵。決められた数値に達すると発酵を冷蔵によって停止します。最終的にアルコール度数とバランスのとれた自然な残留糖分が残るワインとなります。

ぶどうのフレッシュさと甘みが調和した味わい

麦わらの色調。きめ細かい泡立ちが長く続きます。凝縮された華やかでエレガントなマスカットの香りにアプリコットやセージ、蜂蜜の香りと、ほのかなシトラスフルーツ香が混じります。ぶどうのフレッシュさと甘みが調和した味わいで、余韻には爽やかなフルーティーさが残ります。アペリティフとしてはもちろん、食後のデザートとお楽しみ頂ける甘口スパークリングワインです。アーモンドやヘーゼルナッツのドライペストリーなど、焼き菓子系のデザートがお勧めです。

カ ビアンカはイタリアのピエモンテ州、アルト モンフェッラートの丘の上に位置し、約40ヘクタールのぶどう畑を所有するワイナリーです。ワイナリー名はこの地域の地名である 「アル カ ビアンケ 」にインスパイアされて命名されました。1950年代の初期に設立された後、イタリアの代表的なワイン品種であるバルベーラの生産に乗り出しました。

24ヘクタール以上の広大な敷地を持ち、ワイン醸造セラーを中心に、その中心から壮大なパノラマを見渡すことができます。ドメーヌの土壌は、1300万年前の中新世に形成されたもので、古代のあまり深くない海の砂底を持ち、特にブドウ栽培に適しています。今日では、バローロ、アスティ、ロエロ アルネイス、ガヴィなど多数のピエモンテD.O.C.G.ワインを生産しています。

カ ビアンカはモダンでありダイナミックな造り手を目指しています。そのため、これまで培った過去の経験の延長線上ではなく、絶えず新しさを求めるワイン造りを行っています。 ワイン造りを行う上での最も大切にしているのは、テロワールの持つ特性が十分に発揮され、その良さが人々に伝わるような高品質のワインをつくること。そして新しい消費スタイルにも合わせられるようなワイン造りを実践しています。