アブルッツォ州トリーノ ディ サングロに位置する"カンティーネ ムッチ"の「カンティコ ファランギーナ テッレ ディ キエーティ」です。ファランギーナを100％使用。ステンレスタンクで発酵と熟成させたワインと、バリック樽で発酵と熟成させたワインとを別々に醸造。ボトリング前にアッサンブラージュさせています。花と熟した黄色い果実のアロマ。適度な酸があり、ボリュームと骨格を有する柔らかな口当たりのファランギーナです！

瓶詰め時に2つのワインをアッサンブラージュ

畑は標高150ｍで南東向き、重粘土質の土壌。ブドウはファランギーナを100％使用。例年9月の中旬に収穫。プレスしたブドウ果汁を清澄。50%は不活性ガスで保護されたステンレスタンク15日発酵させステンレスタンクで熟成。残りの50%はバリック樽で8日発酵させバリック樽で4ヶ月熟成。バトナージュ終了時に澱引きを行ってから、春まで熟成させています。瓶詰め時に2つのワインをアッサンブラージュして、味わいを完成させています。

適度な酸があり、ボリュームと骨格を有する柔らかな口当たり

濃い麦わら黄色。エルダーフラワー、パイナップル、熟した黄色い果実の典型的なアロマにバニラ、トースト。クリスピーな味わいで、適度な酸があります。柔らかな口当たりですが、ボリュームと骨格を備えています。ペアリングは地中海料理と相性が抜群です。アペリティフにはもちろん、シーフードリゾット、豆類のスープ、魚のグリル、白身肉の料理、柔らかいチーズなど色々な料理と良く合います！

アブルッツォの「今」を象徴するワイン

カンティーネ ムッチはアブルッツォ州の南部、海岸線からも山からもほど近い小さな村、トリーノ ディ サングロに位置する家族経営のワイナリーです。1895年にブドウ栽培農家として設立された農園を受け継いだ、3代目現オーナーのヴァレンティノは、祖父と父が試行錯誤により習得し、発展させてきた栽培技術を更に向上させていきたいという情熱から瓶詰をスタート。

経験によって培われたワイン造りの知識、土地に対する情熱とそして愛情、この3つの要素をうまく融合することが、素晴らしいワイン造りのために必要であるという祖父と父の教えのもと、知識と経験豊富なチームに支えられながら熱心な探求を続けています。

コストパフォーマンスと品質の高さを実現する近代的ワイナリー

ブドウ畑は海抜150～200mの石灰質の地20haに広がります。丁寧な畑の管理と最先端技術を駆使したワイナリー設備によって、故郷であるアブルッツォの環境に調和した高品質で近代的なワインを造り出します。ムッチは、近年その品質向上において評価が急上昇中のアブルッツォ州ワインを支えるワイナリーのひとつです。