100年以上、バルバレスコの地に根付く、長い歴史を持つミヌート家によるワイナリー"モッカガッタ"の「ランゲ ロザート」です。収獲したネッビオーロをダイレクトプレス。取り出した果汁のみをステンレスタンクで発酵＆熟成しています。モッカガッタのワインアイテムの中で生産量が最も少なく、年間生産本数は僅か2,000本しか造っていません。フレッシュでエレガントな限定生産のロゼワインです！

2020年に実験的に誕生した、生産量の少ないロゼワイン

「ランゲ ロザート」は2020年に実験的に誕生した、最も生産量の少ないロゼワインです。畑は海抜300ｍ、所有する畑の中でも最も涼しい場所にある、北東向きで灰色の泥灰石灰質土壌。9月末に樹齢の若い木のネッビオーロを収穫。ブドウは破砕され、約12時間の短い接触の後、ソフトにダイレクトプレスされ果皮と分離されます。その後、温度管理されたスチールタンクで発酵と熟成を行いボトリングしています。

フレッシュでエレガントなワイン

繊細で暖かみのあるピンクの色調。フレッシュでエレガントなワインながら、程よいタンニンがあるので、食前酒としてはもちろん、軽い肉料理との相性も抜群です。

モッカガッタは、1800年代半ばにバルバレスコ村に畑を所有していたジョヴァンニ ミヌートの息子ルイジが、1913年にワイン造りを開始したことから始まりました。1952年にルイジの息子ロレンツォとマリオが土地をそれぞれ相続、マリオが手にしたのがモッカガッタと呼ばれる農園でした。ここからワイナリー「モッカガッタ」が始まります。

その後、マリオの息子のフランチェスコとセルジオが父親の情熱を受け継ぎ本格的にワイン造りを開始。現在は4代目に当たるステファノとマルティーナも加わってワイナリーを運営しています。バルバレスコ村とその周辺に15ヘクタールの畑を所有、年間65000本のワインを生産しています。栽培している品種はネッビオーロが最も多く（7ヘクタール）、ランゲネッビオーロ、スタンダードバルバレスコ、クリュバルバレスコと栽培区画の特徴に合わせて作り分けています。その他、バルベーラ、ドルチェット、シャルドネを少しずつ栽培しています。

バルバレスコ村にある重要な畑「コーレ」、「ブリックバリン」、そしてネイヴェ村にある「バサリン」を所有し、それぞれクリュバルバレスコを造っています。仕立ては全てグイヨを採用しています。1985年に、初めて単一畑でのクリュバルバレスコ「ブリック バリン」の生産を始めたのを機に、バリック熟成に移行。それとともに密植と厳しい剪定、そして収量制限を強め、より高い品質を追求しています。近年ではネッビオーロで造るロゼも造り始めています。