トスカニーイタリアワイン専門店 / サンルッジエーロ

サンルッジエーロ

南イタリアの「灼熱の太陽」を「澄み渡る果実味」に転換

ルッジエーロ氏は放射線科医師である一方、祖父の代から続く農園を2012年に引き継ぎ、ぶどうとオリーブ栽培、そしてワイン造りに情熱を注いでいます。畑は、ローマ時代からの港町でリゾートとして有名なバルレッタにあります。しかし彼は海にはほとんど行かず、休暇は全て畑で過ごしています。生家は決して裕福ではなく、勉強のかたわら14歳から医学部を卒業するまで学資を得るため夏休みを利用して畑仕事を続けました。おかげで農業の知識は十分にあり、生化学、生物学などの基礎知識がぶどう造り・ワイン造りに大いに役に立っています。また、チェファリッキオの元醸造家パスクワーレ・パストーレ氏をエノロゴに迎え、土地のぶどうの味を変えることなく、そのままワインにしたいという考えのもと、無農薬栽培、自然酵母発酵、ワインの無調整は言うまでもなく守られています。

医師という立場柄、嫌でも病気が見えてしまう、場合によりそれを患者さんに伝えなければならない現実の辛さを樹齢60年超えのぶどうが和らげてくれると彼は語っています。

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