トッロ

トスカーナを彷彿とさせる丘陵が連なり、南イタリアの太陽とアドリア海の温暖な微風、アペニン山脈の冷涼な風とぶどう生育のための寒暖差を生み出す最高の条件を持ったトッロ村。契約農家1000軒以上、栽培面積3000ヘクタールを超える有数の大規模ワイナリーの１つ「トッロ」。1960年に40の栽培農家が集まり設立し、醸造を始めたのが1962年。その後ボトル詰めを開始。自分達の組合名を入れたワインを生産するなど徐々に進歩と発展を続けています。

生産環境への配慮も怠らず、二酸化炭素排出削減、汚水処理等にも注力。施設を改良するなど大規模投資も行っています。栽培は優れた土地から出来るぶどうを、組合員たちにより厳しく選別。そのうち、品質の良い30%だけのぶどうを使用しています。ぶどうの果実本来の味わいを楽しめるよう、醸造時全て樽は使用せず、ステンレスタンクを使用する徹底ぶり。トッロのワインとしてボトリングしています。

これまで「アルマナッコ デル ベーレ ベーネ2008」でイタリア最優秀ワイナリー受賞。「Mundus Vini 2010」でヨーロッパ年間最優秀ワイナリー受賞。スローフード協会発行のワイン品評誌でもトップレベルの評価を得るなど、高いクオリティが証明されています。近年ではOIV（国際ブドウ ワイン機構）とUIOE（国際エノロジスト連合）が後援するドイツのワインイベント2024年の「ベルリン ワイン トロフィー」にて最優秀イタリア協同組合を獲得。2019年から6年連続で選出されています。